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『7FATES:CHAKHO』キャラとモデルを一致大作戦!

最近、LINEマンガ『7FATES:CHAKHO』(以下『CHAKHO』)にどハマりしている。あることないこと色々言われているが、ぶっちゃけストーリーが好みど真ん中だった。人の善悪を問う物語、大好きなんですよね...…。

そんな『CHAKHO』だが、マンガ版が、4月2日を最後に2ヶ月間の休載に入るという。ノベル版は引き続き更新されるようだが、これは今までの流れをおさらいするチャンスなのではないだろうか?

ということで、各キャラクターのこれまでを軽く振り返ってみたい。せっかくだから、キャスティングされたBTSさんたちとキャラクターの似通うところをあげてみようと思う。(なお、ストーリーの大筋には触れないように注意しますが、一部ネタバレが含まれますのでご了承いただけますと幸いです)

未読の人や「まだよくわからない!」という人も、面白がってくれたら嬉しい。それでは行ってみよう。


ジェハ(→JUNGKOOK)

【初登場話】
WEBTOON:1話 ノベル版:1話「仁王山殺人事件」

『CHAKHO』の主人公。きらきら光る、大きな琥珀色の瞳が特徴だ。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』6話より

孤児院で育った彼だが、実は、ボムの父と人間の母の間に生まれたハーフの子。彼が旧暦1月16日の仁王山を訪れ、仁王山の封印を解いてしまったことから、『CHAKHO』の物語は始まる。

絵に描いたような主人公キャラだが、実は作中トップクラスの常識人。少々生意気なところはあるものの、物怖じしないため、ハルやドグォンとの掛け合いが楽しい。

特に、ハルにはよく振り回されて怒っている。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』9話より

使用する武器は。戦闘の経験はなかったものの、ハルの特訓を受けてから飛躍的に強くなった。その凄まじい身体能力は、ボムの父と人間の母を持つジェハならでは。血筋と才能を、人一倍の努力で磨き上げていく姿が大変かっこいい。

だが、「ボムの血を引く人間」というイレギュラーな出自は、到底誰にも打ち明けられないものだった。ボムに大切な人を奪われ、ボムを憎む仲間たちと行動を共にする中で、その歪みは彼の心に暗い影を落としていく


ハル(→JIMIN)

【初登場話】
WEBTOON:1話 ノベル版:2話「ボム岩」

仁王山にある「ボム岩」の化身。一重の瞳と、グレーの髪から柔らかな印象を受ける。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』3話より

主観だが、たぶん一番モデルに顔が似ている

仁王山でジェハと再会した際には、大喜びで話しかけ、「昔はこ〜んなに小さかったのだぞ」とジェハをからかっていた。(語り口こそ軽いが、彼の幼少期を知っているということは当然、ジェハの両親が殺され、彼が逃げ出したところも見ていたと思われる。

最年長(※4000歳)らしい落ち着きでみんなを見守っているかと思いきや、その年齢(※4000歳)ゆえに常識知らずなところも。仲間たちとの軽口の応酬は『CHAKHO』の名物になりつつある。マンガ版12話でのドグォンとのやりとりは必見。

本人曰く、4000年前から生きる「仁王山の門番」。ジェハが仁王山の封印を解いてしまうまでは、ハルがボムの襲来を防ぎ続けていた。昔の記憶はほとんど無くしてしまっているようだが、ボムに詳しいのはそのためだ。

ちなみにコメント欄で「モデルまんまだったね」と言われやすいのも彼。


ドグォン(→RM)

【初登場話】
WEBTOON:3話 ノベル版:4話「仲間探し」

盗賊団のリーダー”だった”青年。ツーブロックと、首元に入った華やかなタトゥーが目を引く。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』5話より

使用する武器は。それも最低スペックの銃で、アゲハ蝶隊はおろか、下級のボムまでもを圧倒する腕前を誇る。ジェハたちに比べるとスピードは劣るが、状況に応じて爆弾も使うなど、近接戦対策も抜かりない。その手腕と経験値から、裏社会に不慣れなジェハとハルをよくサポートしている。

そんな彼だが、最近はお茶目な場面が増えた。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』12話より

ジェハに図星を突かれて話題を逸らしたり、挨拶代わりにジュアンに銃を向けてハルに叱られたり、意外にどんくさいところもあるようだ。

それでもジェハの仲間になることを拒んでいるのには、弟のようにかわいがっていた団員たちを、ボムによって皆殺しにされた経験が関わっている。「もっと早く悪いことから足を洗っていれば」。そんな後悔に苛まれながら、盗賊団襲撃を先導した「ブルティ」というボムを追う。

ボムを激しく憎む一方で、仲間たちが口論になりかけた際には「ボムだからって、悪者ばかりじゃねぇだろ」とその場を取りなそうとしたり、ボムを前に先走るファンに理解を示し、一人にならないようついて行こうとしたりと、モデルさながら周囲によく気を配っている様子が窺える。


ファン(→JIN)

【初登場話】
WEBTOON:8話 ノベル版:8話「激突」

いつも悲しげな瞳をしている青年。彼もまたブルティに両親を殺され、妹を生きたまま攫われた被害者である。

妹を探しながら、ボムへの復讐を誓っている。そのため、妹のことが絡むと、ドグォンさえ驚くほどの思い切りの良さ(自暴自棄とも言う)を見せる。「(死んでも)それでも構わない、僕は妹を......」と敵のアジトへ乗り込もうとし、ハルに縛り上げられたこともあった。

だが、ジェハたちと打ち解けてからは、ジョークを連発したり不思議なネーミングセンスを披露したりと、本来のにぎやかさを取り戻しつつある様子。御本人に似て面倒見のいいお兄ちゃんである。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』8話より

国民的アーチェリー選手だったらしく、使用する武器は。初登場時は我を忘れ、弓が折れるまで矢を撃ち続けていた。しかしながら射撃は正確で、以降の戦闘では、後方からボムにとどめを刺す役割を担っている。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』9話より

ちなみに唇にハイライトが入るのは、今のところ彼だけである。


ジュアン(→V)

【初登場話】
WEBTOON:11話 ノベル版:12話「もう一つの出会い」

くりくりと大きな垂れ目の青年。下まつげが魅力的なキャラクター。穏やかな口調が印象的で、戦闘中でも自分のペースを崩さない。

仲間たちに置いてけぼりをくらい、笑っていることもしばしばである。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』11話より

使用する武器は。重くて長い槍は、本来ボム狩りには不向きだが、まるでボムのような動きによりそのことを感じさせない。その卓越した身体能力は、今は亡きボムの恋人、ナレから受け継いだものである。

あくまでナレを殺したブルティへの復讐が目的であり、ボム狩りそのものには消極的。本人も「あいつを殺したら、狩りは終わりにしようと思ってる」と話している。一方で、非常に柔軟な価値観を持っており、ボムへの憎しみを隠せないファンにも「君の気持ち、わかるから」と優しく声をかけていた。

しかしその柔軟さは、ボムが新市に解き放たれ、惨劇が繰り広げられている最中にナレとの再会を喜んでいた、危うい純真さと表裏一体のものだ。

それが仇となり、ある人物の地雷を踏んでしまう。


セイン(→SUGA)

【初登場話】
WEBTOON:13話 ノベル版:14話「どうして僕たちだったんだろう」

警戒心の強い、クールな青年。緑色のショートカットと三白眼が特徴的。

ただし、クールに見せているのは表向きだけ。見られていないところでは笑ったり怒ったり、ころころと表情がよく変わる。

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』13話より

裕福な家庭で生まれ育ち、自身も医大生だが、一方で愛情には飢えた日々を送ってきたらしい。家族のように仲睦まじいジェハたちを密かにうらやましく思っている

また、ティザービジュアルでも匂わされていた通り、人の前世を見ることができる。ジェハたちを追っているのも、彼が見た前世がきっかけなのだが、自分が見たものについて、打ち明けるつもりはまだないようだ。

武器は二本の短剣。しかしながら戦闘の経験はゼロである。そのうえ、ボムを大変怖がっており、事あるごとに「俺を守れ!」とわめいてはジェハの後ろに隠れようとする。つっけんどんで素直じゃないが、なんだかんだ仲間たちからも愛されているようだ

しかし、ひとたび戦闘になると、まるでモデルさながらの豹変を見せる。


ホス(→J-HOPE)

【初登場話】
WEBTOON:13話 ノベル版:11話「ボムがやって来る」

物静かな青年。ある事件をきっかけに、「黄金色の瞳」を手に入れることになる。正直見た目より何より名前がモデルっぽい

WEBTOON『7FATES:CHAKHO』プロローグより

ボムに拐われてから、地下牢で拷問を受け続けている。なかなか死なないタフさと変わらない表情が、ボムたちの関心を買い、一番奥の檻へと移された。そこにいたのは、人間を食わずに飢え死にしようとする一頭のボム。拷問と飢えに苦しみ、生き延びたいと願うホスと彼の出会いは、一体ホスに何をもたらすのだろうか?

使用する武器は鎖鎌(と、素手)アニメCMでの戦闘シーンは大迫力だ。

登場シーンも少なく、まだわからないことの多いホスだが、ノベル版ではほんの少しだけ彼の活躍が描かれている。これから読むという人は、拷問の果てに何が待ち受けているのか、予想しながら読むのも楽しいかもしれない。

なお公式Twitterでは、ボムの毛並みを整え、リボンを巻いて「この世に悪いボムなんていない」と話す動画が見られる。だが、この動画がエイプリルフールに投稿されたものであることは、頭の片隅に留めておきたい。


おわりに

いかがだっただろうか?  ようやく7人が出揃い、それぞれの抱える葛藤が明らかになってきた『CHAKHO』。あなたがそのストーリーを知るためのとっかかりに、この記事が少しでも役に立てていれば嬉しい。

4000年前に何があったのか。ボムとは何者なのか。7人の「運命」とは?  さまざまな疑問が生まれる中で、彼らは戦いに身を投じていく。

また、7人と、新市でもっとも巨大なハンター組織である「アゲハ蝶隊」、そしてボムの三者による勢力争いも『CHAKHO』の魅力である。ボムも一枚岩ではない。何やら水面下で不穏な動きをしているらしいYISALグループの目的も気になるところだ。

物語中で繰り返される「何が悪なのか」の問いに、異なる価値観を持つ彼らがどのように向き合い、どのような答えを見つけていくのか、この先の展開から目が離せない。


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