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第6章 2022ロッテ野手陣を考える
1. はじめに
最終章となります。一二軍別に、この絵に選手たちを配置していきます。
![ダイヤモンド](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68203605/picture_pc_5a9191c49f18862b9e33b2130afd95c7.png?width=1200)
2. 一軍の野手布陣はこうなる
早速いきます。
![一軍ダイヤモンド](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68245369/picture_pc_27e2f740cf4fb2b8daa081eb80679f7a.png?width=1200)
・レアードもエチェバリアも残留。ということは全体的に今季のままで行きたい、という意思表示と受け取る。
・違いは内野中に平沢 小川 池田 西巻を小さく散りばめたくらい。
・筆者の一番の注目は、セカンドの中村奨偏重起用にストップがかかるか。
要は、構想的に来季は無理な育成より勝利優先を取ったと見れそうだが、再来年を見越した運用もどれだけできるかだと思います。
3. 二軍の野手布陣はこうなる
![](https://assets.st-note.com/img/1640518556503-n2L16MDIf1.png?width=1200)
捕手 ⇒
これだけいるので、吉田と村山はそれ以外のポジションとした。
一軍の捕手3人をベースに考えれば、二軍はその上の世代の準一軍組とその下の要育成組に分けることができ、この2つを両立した年間運用になっていくと思われる。今季は植田がスタメン数1位だったが、この座が来季誰になるのか。突っ込んで言ってしまえば植田のままなのか松川にシフトするのか。ここは再来年チームがどうしたいのかが透けて見えてくる部分とも思える。
内野 ⇒
煩雑になるのでサブポジ表記は最小限にしたが、二三遊は全員ショート出身のUT型なので、誰が一軍に行ったり故障したりしてもカバーの利く体制。
外野 ⇒
準一軍組の菅野 髙部 福田秀、プロスペクトの西川 ペラルタ 山本斗。バランスは良いが、福田秀のコンディションにも不安があるのでもう1枚欲しいところかも。そういった意味でサントスを残した意味はあると思う。
二軍野手を総括すると。
・捕手と外野は若手組と準一軍組のバランスが取れている。
・内野の二三遊は25歳以下の若い争い。「再来年でいいからこの中から誰か主力になってくれ、ひとまず来季の一軍の方は助っ人たちを残して手は打っておいたから」的な編成意図は感じる。
4. 野手の編成は今後もある?
今季と来季の野手人数(一二軍含めた全員)を比較。
![](https://assets.st-note.com/img/1640521399844-sNVMVeDACk.png)
捕手 ⇒
村山は内野手カウントとしました。それでも捕手は9人いる。8人で回すチームもあるので余裕はありそうだが、今季の故障ラッシュを見ての対策か。来季始まってみて、状況によっては捕手を1人とトレードに出す、なんてこともあるかもしれない。
内野 ⇒
現時点で-1だが、小窪が入る前の人数に戻っただけとも見れる。井上が完治しているなら問題ある人数ではないと思う。
外野 ⇒
今季終了時と現在で人数の増減なし。複数人の離脱がなければ無理に人数を増やす必要は無いと思われる。
以上より、野手は人数的に既にほぼ安定している印象で、今後補強するなら投手の方が優先と思える。
5. さいごに
投手編に比べ野手編はあっさりしたかもしれませんが、結局のところ野手陣は若手の5人(佐藤都 安田 藤原 山口 和田)の奮起に尽きます。あとは小川 平沢 小川 池田の4人を筆頭にした内野の一軍枠争い。見どころはこの2つだと思います。
来年オフには日本人外国人ともに契約の切れる主力が多数なので、来季は優勝を狙うことはもちろんですが、2年後以降への希望を作る点でも来季は大事な年かと思います。そういう意味では二軍の若手たちも爪痕が残せる年になれば嬉しい。
以上、長々と6回もnoteを書きましたがありがとうございました。
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