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初投稿

初回は、エンタメ要素強めではありますが、パリーグ6球団の戦力チャートを作ってみました。今回はtRA,OPS,UZR,UBRという指標を、それぞれ投、打、守、走の順で用いました。見慣れない指標も多いかと思うので解説していきたいと思います。


まず、投球面の能力を測るために使用したtRAとは、「守備の関与しない与四死球・奪三振・被本塁打という3つの項目(FIP)に加え、どのような打球を打たれたかまで投手の責任範囲として、守備から独立した失点率を推定・評価する指標」とDERTAでは定義されています。

そもそも投手の成績を評価するための指標としては、従来防御率が使われてきました。しかし、防御率では、投手の成績だけではなく味方の守備力にも大きく影響されます。(源田と2018倉本では取れるアウトの量が違うということ)そこで開発されたのがtRAと呼ばれる指標です。tRAは実際に点が入らないと反映されない防御率よりもより投手の能力を反映したものになっています。

次にOPSです。OPSは出塁率と長打力を足したもので、従来の指標よりも得点との相関が高いものになっています。前述のtRAよりも計算が単純なので最近では多くの野球ファンの間で活用されています。

続いてUZRです。UZRは守備の貢献を同じ守備位置の平均と比較して得点化した指標です。打球を位置、種類、速度ごとに細分化した上で、守備者のプレーが失点抑止にもたらした影響をプレーごとに計測していき、さらに失策や併殺完成、送球による失点抑止への影響を加算したものになります。

正直僕も計算方法などはよくわかっておらず、素人には扱いづらい指標です。また、OPSに比べ主観的要素が入り込む余地があるので、参考程度に見ようと個人的には思っています。

最後にUBRです。UBRは盗塁、盗塁死を除く走塁での貢献を得点化した指標です。リーグの平均的な走者と比べてどれだけ多く走塁で得点を生み出したかを表します。安打の際の進塁、タッチアップ、併殺崩しなどが評価の対象となります。

DELTAではwSBとの合算をBsR(Base Running)として、走塁の総合評価値にしているそうです。

今回はグラフに使用した4つの指標を解説してみました。ただ指標の解説を貼り付けただけなので、つまらないものになってしまいました。

tRAは数字が低ければ良くOPSは数字が高ければ良いとされるので、そこを一つのグラフに表すことに苦労しました。今回は数値をそれぞれ偏差値換算してみましたがより良い方法があれば次回試してみようと思います。

このグラフから分かる各球団の特徴は後日まとめていきたいと思います。

未熟な部分しかありませんが暖かく見守っていだだけたらと思います。



参考文献

https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_index_detail.aspx?gid=10143


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