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IT全史【読書#3】

こんばんは!今回読んだ作品はこちら「IT全史です」著者中野明さんによる2017年に出版された作品です。我々はシンギュラリティ!テクノロジーが人間を支配するのか?AIが征服するのか?この本では選択をAIに任せるのが人間として健全なのかという事をといてます。人間は選択を取るという意味ではどうしても何度も判断しなくてはいけない、それは一回や二回ではなくほぼ毎回、そして自分の意志で選択をした時その判断より、良い選択が出て来た場合後悔するという。選択しないという選択をすれば失敗しないという(実際はそんなことないからね)。AIに判断をさせるのもまたそれは自由意志としての判断としてはいいと思う。現在も他人(第三者)に判断を委ねる事はあるのだがそれが普及するのは人類にとって良い事なのか?という事を述べております。とっ本では最後はAIのお話しでまとめており、将来のAIへの依存が映画 【1984年】のようにならないよう注意してほしいと語っていました。この【1984年】は何なのか?こちら著者ジョージ・オーウェルの『1984』という小説が原作になっておりディストピア小説の金字塔ビッグブラザーが社会を監視させビッグブラザーの言われるがままに行動するというお話し(ザックリとだけ)。このビッグブラザーのようにAIが社会が来るのか?映画の【1984年】どうやらサブスク動画サイトにはなさそうで、DVDで購入が必要な感じでした。また小説はAmazon kindle unlimited で公開してるのでまずは小説版のほうを読むのもアリかと思います。この1984年に関してはアップルのコンピューターマッキントッシュのプロモーションで1984のようにはなりたくないでしょうとちょっと皮肉なメッセージを混ぜていた!

さて最初にAIの話から入っていきましたがこのIT全史のメインはAIの話しではなく一番最初のデジタル通信「腕木通信」の事ではないかなっと思っています。腕木を備えた基地を設置し腕木のカタチを作りそれをバケツリレー方式の信号として送るのが腕木通信。腕木の形によって内容が変わるので腕木の形が暗号になるんですよね。この腕木通信が開発された理由がこの当時フランス革命がありナポレオンによる軍事への支持と軍事通信手段として使われこれが初のデジタル通信の誕生!後に電気を加えてインターネットに!腕木通信は約40年で撤廃その後電信の時代がやってくる。電信通信による通信がその後ベルの開発した電話が出き民間におしゃべりという文化がうまれ→船舶による無線に使われることがあればやアマチュア無線による音楽、フリートークがブームになり→アマチュア無線からのビジネスが生まれ1対Nからのラジオ放送がスタート広告ビジネスの原点→さらに大きな広告ビジネスとしてのテレビ時代が到来しそしてコンピューターインターネットというマルチメディア、ワールドワイドウェブへと移り変わっていくのが実に面白い。この通信媒体の流れは当然ではなくどんなに素晴らしい案でもその時代とマッチしてないといけない。遅すぎるのは勿論早過ぎてもいけないというのが実に難しい。現代のインターネットによる21世紀のデジタル社会の大きな流れをしって今後このIT (Information Technology)はどこに進んでいくのか。今までみたこともない新しい何か発明されるのか、それとも過去にあった何かになるのか?



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