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ロッタのおはなしvol.1 「ルスカのある暮らし」


「ruskaがあればなんとかなる」

定番すぎる普通の朝ごはんは、arabia ruska のプレートを使うと、美味しそうな朝ごはんになります。
約40年間も作り続けられ、フィンランドの殆どの家庭で見ることができると言われている、ruskaシリーズ。 30以上のフォルムが存在すると言われており、お料理のプロの方にも、お料理やお菓子作りが得意な方にも、お料理があまり得意でない方にもオススメです。
朝昼晩いつでも。和洋中問わず。ケーキや和菓子にも。そんな万能で丈夫で素敵な器は、なかなかないと思います。 ruskaの落ち着いた風合いは、お料理やお菓子を引き立ててくれます。

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「そもそもruskaとは?」

北欧ヴィンテージ食器がお好きな方でruskaをご存じない方はいないのでは、、、と思うほど定番中の定番。 フィンランドのみならず、デンマークやスウェーデンで出会うこともあります。
ARABIA社を代表する女性デザイナー:Ulla Procope(ウッラ・プロコペ)によってデザインされ、茶褐色・こげ茶の釉薬で仕上げられています。
その独特の釉薬により1点1点表情が異なるのも大きな特徴のひとつです。
今から約60年前の1960年代。フィンランドでは耐熱仕様でオーブンに対応した新しい家庭用食器(ruska)の誕生により、オーブンで作ったお料理をそのままテーブルに出すことが出来るようになりました。スタイリッシュかつ温かみがあるデザイン。カタログ掲載だけで30アイテム以上と言われるラインナップの豊富さ。丈夫で便利で使いやすい。
そして、この新しい家庭用食器(ruska)は瞬く間に多くのフィンランドのご家庭へ普及していきました。
「ruska」は、フィンランドの多くのご家庭で愛用され続け、約40年間もの間作り続けられるロングセラーアイテムになりました。

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「いろいろなruska」

「ruska」というシリーズ名は「紅葉」を意味します。
そして、その名の通り落ち着いたブラウンが特徴ですが、レアなブルーやオリーブが存在するのもruskaの面白さの1つです。 せっかくなので比較してみました。

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定番のブラウンカラー↓

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1963年頃に作られていたと言われているブルールスカ。 テストカラーと言われており、現地でもほとんど出会うことのない珍しいアイテムです。↓

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ブルールスカ同様にテストカラーと言われているオリーブ色のルスカ。 買い付けの時に偶然見つけたレアなアイテムです。 絶妙な色味にヒトメボレでした。↓

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1980年代に作られたBALTIC SEA(=バルト海)と呼ばれるシリーズはブルーのルスカと似ているようで似ていないシリーズ。 フォルムはruskaと同じSモデルです。
BALTIC SEA(=バルト海)は、ruska特有のマットな表情とは異なり、釉薬にツヤがあります。 縁の部分がブルーやグリーン、ブラックと色々なパターンがあるようなのですが詳細はわかりません。↓

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「ruskaで飲むコーヒーは美味しい」

定番で愛用しているけど、改めて書いてみた「ruska」のこと。
知れば知るほど、知らないことが出てきて本当に面白いです。
ruskaの釉薬を使っているけどruskaではない(Sモデル以外)シリーズもあるようですし、フィンエアーとのコラボアイテムもあったようです。まだまだ知らないことは沢山あるし、まだまだ知りたいことが沢山あります。
ひとつだけハッキリわかっていることは「ruskaで飲むコーヒーは美味しい」です。 もちろん紅茶もカフェオレも。ruskaを使うと美味しいです。

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ちなみにruskaのバックスタンプは強く擦ると消えてしまいます。 時代によって異なるバックスタンプもArabiaの魅力の1つですが、残念ながら今まで出会ってきた多くのruskaはバックスタンプが消えていました。それ故に、ruskaのバックスタンプが綺麗に残っていると少し嬉しい気持ちになったりもします。

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是非、ご自分だけのお気に入りのruskaに出会って頂ければと思います。

ARABIA ruskaの商品はこちらから ↓

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