GRF監督のインタビュー(8/18)+CloudTemplarの動画(8/19)からそれぞれ気になった部分を抜粋して翻訳

■GRF監督 cvMaxへのインタビューから
現在のチーム内でのコール状況について

Q.これまでいつも強調していた”コールのない集団戦”については今も実践中?
cvMax監督「最近は更に酷くなってコールのないゲームをしている。元々は集団戦の時だけ喋らなかったけど、今は試合を通して全くコールをしなくなった。RiftRivals以降、当たり前だったり必要ないコールが多すぎるということに選手達が気づいて、それを減らしていってる最中。もちろん何でもかんでもコールをしないという訳ではなくて、いくつかの決まりごとの上でやっていること。」

■CloudTemplarのSummerシーズン振り返り動画から
選手達が持つ”パッシブスキル”について

時々OnFleekが「調子の波が激しくて、稀にメンタルがやられてスローする」って評価されることもあるけど、彼がチーム内で担っているプレイメイカーとしての役割はとても大きい。プレイメイキングを言い換えればイニシエート・主導的なプレイとも言えるけど、その先鋒にOnFleekが立っている比率がとっても高い。その比率をふまえて考えれば、個人的にはあの位のミスやスロー・調子の波は当たり前のことだと思う。
ソシャゲみたいにLoL(プロプレイヤーの)のゲームがあったとしたら、基本的なスタッツに加えて核となるパッシブスキルがある訳だけど、その中でも『イニシエート可能/プレイメイカーとしての役割遂行可能』っていうスキルを持っている選手はとても稀。これはユニークスキルで持ってない選手がほとんど。
(中略)
例えばFakerについて評価をする時は誰もがこういう部分を高評価する。Fakerといえば”プレイメイカー”でしょ?重要な局面で決定的なプレイをする役割。MIDレーナ―がこのスキルを持っているというのもとても珍しいこと。
Fakerはもう一つパッシブを持ってて『大舞台であるほどパフォーマンスUP』。この2つが付いてるからこそ、FakerがSSSRカードだと言われる訳だけど。
こんな感じでパッシブスキルが付いてて目には見えない(スタッツには表れない)んだけど、あるかないかがとても大きいってことを強調したかった。(パッシブスキルは)注意して見ようとしないと分からなくて…
(中略)
例えばJGやSUPが、何か積極的にアクションを起こそうと動いてみるんだけどその度にキャッチされるとして、知らない人には「またキャッチされた、またデッドした、また戦犯だ」っていう風に見える。
でももしチーム内で自分だけが『イニシエート可能/プレイメイカー』スキルを持ってたとしたら?…毎回自分がやるしかないじゃん!そしたら当然、アクションを起こそうとしてデッドしたりキャッチされたりする頻度もぐんと上がってしまうもの。こういう所を考慮できるかどうかがとても大事、昔からそう。
Jokerについても同じで、しょっちゅうキャッチされたりミスがあってそれをよく指摘されているけど、彼のパッシブスキルには『コール可能』『チームメイトの士気向上』とかがある訳でしょ?そしたらアクションを起こそうとしてキャッチされること位十分あり得る。『兵役済み』もそう。現役選手でこのパッシブ持ってる選手はほとんどいないよね。めっちゃユニークスキル。俺もそうだったよ、除隊してからプロ選手として活動してたから。


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