武器レビュー:ダガー編【アルビオンオンライン】
アルビオンオンラインを始めた時、私がまず最初に行ったのが色んな武器を使ってみてしっくりくるものを選ぶということでした。
長く遊ぶゲームであえば触り心地というか、使用感が好きだと思えることはかなり重要になってくるものです。
そうして私が選択したカテゴリーがダガーでした。
とりわけ機動力があり、ダメージも高いアサシンタイプの武器で使っていて非常に楽しいカテゴリですが、あまり真正面からの戦闘は強くないので最初のうちは難しさというかパワーの無さを感じやすいかもしれません。
中級者から上級にかけて徐々に強みが生きてくる遅咲きのカテゴリーというか、防具も含めた総合的な性能をしっかり組み立てていかないとあまり強みが発揮できない難しい武器種です。
そうとは知らず一途にダガーカテゴリーをやりこんできてしまった私ですが、今日はそうして得た知識を無駄にしないようダガー系統武器のレビューをしていこうと思います。
ダガー
基本の武器となる1H(ワンハンド)ダガー
QやWスキルについては今回は省略し、各派生武器の特徴となるEスキルについてのみ言及していきます。
ダガーのEスキルは通常攻撃に追加ダメージと与えたダメージがそのまま自分の回復にするライフスティールを付加するバフスキルです。
時間経過によるスリップダメージというデバフもついでについてくる厄介なスキルではありますが、棒立ちでの殴り合いにおいて信じられないほどの強さを発揮する対策必須のスキルです。
殴る事さえできれば瀕死の状態からもモリモリ回復していくのでPvEにおいてはとんでもない強さを見せてくれますが、PvPにおいては当然のように発動した瞬間何かしらのカウンター行動をとられてしまうのでまず機能しません。
バレバレなんだけど超強い行動を通す必要があり、経験を積んで知識を蓄えない事には警戒をかいくぐるのは難しいです。
オススメ装備
モルガナのケープor異端者のケープ
モルガナはEスキルを発動すると攻撃速度が50%アップするというもの。
瀕死を装ってE発動から逆転ということが起こり得るのがダガーなのでそういう方法で相手を欺いて火力を出し切ることを狙います。
異端者は靴スキルの発動で自分の足元に罠が設置されるというもの。
動けない相手に対してEのダメージを出し切る能動的な選択です。
異端者のケープは特殊効果付きのものにしては安い方だと思います。
ダガーペア
条件をそろえるのに一手間必要としますが一瞬でとんでもないダメージを出すことが出来るEスキルを持っている両手持ち武器です。
クールダウンも短めでヒットアンドアウェイ向き、しかしその機動力を支えるスキルがティア6からしか使えないので低ティアだとかなり苦労します。
まさにアサシンといった武器で使い方も単純明快、本当は初心者におすすめしたいのだけど、それなりのティアにしないとスキルが使えないのが惜しいところ。
オススメ装備
アサシンジャケット、アサシンの靴
Eを当てるための前準備としてスタックを貯めなければいけないので、その時間を透明化できるアサシンジャケットで稼ぎ、短いクールダウンのスキルを持つアサシンの靴で接近してEを当てようというコンセプト。
スタックを貯める難易度を下げるスキルや接近に便利なスキルはティア6にしないと使えないので頑張ってティア6を自由に買えるようになりましょう。
それしか解決策が無い・・・
かぎ爪
チャネリング中に連続で殴り、その間相手を移動不能、詠唱妨害するという高性能Eスキルが特徴の両手持ち武器です。
ダガーペアのように条件をそろえる必要も無く、ちょっとダメージ量は落ちますがパッとキーを押してパパっとバーストを出し切れます。
とはいえやはりこれもやっぱり高ティアにしないとEの効果範囲に入ることが難しく、なかなか難しいものとなっています。
PvEにおいてはミスト内でのファームに長けていて、スキルを使われると厄介な相手をEで素早く詠唱妨害しながら処理できるので低ティアでもこの点においてはオススメ出来ます。
とても安く売られているのでそこもオススメできるポイント。
オススメ装備
ストーカージャケット
Eで拘束している時間に追加ダメージとしてストーカージャケットを使えばダガーペアのダメージを超える数字が出ます。
命がけで特攻して倒し切れれば万々歳、ちなみに私は始めたばかりの頃この戦法で名声1M越えのプレイヤーを倒しました。
瀕死のところを襲っただけなんですが装備差が大きいとそれでも負けるものです。
そういうシーンに出くわした時、モノにするくらいのすんごい火力がこれにはあります。
普通はまず近寄れないんだけど。
ブラッドレター
上級者に好まれる武器で確かに強いとは思うのですが、トータルバランスを考えて装備を組まないと火力が足りなかったり耐久力が足りなかったり落としどころがめちゃくちゃ難しい真の上級者の武器です。
ソロミスト、アリーナ、派閥戦、様々なところで高評価を得ています。
Eスキルの効果が最大化される体力40%までをどうやって削るかが結構重要で、そこまでの戦いをどう組み立てるかということが非常に難しい。
あんまり高くなく、ティア4から欲しいスキルは大体使えるので是非チャレンジしてみてください。
オススメ装備
ストーカージャケット
布の靴系
ダメージの足りなさをジャケットで補い、エネルギーが枯渇しやすいところを靴で補います。
エネルギーについては学徒の頭巾とかで補ってもいいかもしれません。
器用貧乏にならないように足りないところをしっかり補っていくと万能な感じになっていきます。
デーモンファング
短いクールダウンとそれなりの威力を持つAOEダメージスキルを持っています。
斧のQスキルに似たようなのがありますね。
ダメージがそれほど高くないのにクールダウンと再詠唱のペナルティがちょっと重すぎるように感じます。
バトルアックスっていうものが同じゲーム内に実装されているのになんでこんな仕様なのか、ちょっと妥当性が無いんじゃないでしょうか。
調整が必要だと思います。
クールダウン短縮の効果がEを一発止めした場合に乗らないのも意図した仕様なのかどうか怪しい。
オススメ装備
地下室の蝋燭
ムイサクと比べて明らかにダメージの伸びが良いけど防御力もガッツリ落ちるリスキーなオフハンドです。
遠距離から一気に入って行き、バーストを出して逃げるということが可能なダガー系統だからこそできる選択で、デーモンファングとの相性は全武器の中で最高に良いと思います。
微妙な威力をこれで強化してやると案外悪くない使い心地になります。
デスギヴァー
Eスキルはスタックを3つ貯めた状態で使うとクールダウンが0秒になるブリンクスキルで非常に使い勝手が良い。
めちゃくちゃ高額なので常用するためにはかなりのPVP勝率が必要な気がします、使っている人がいたら近寄らない方が良いでしょう、超強い人だと思います。
と、思っていたのですが最近はかなり安くなり、ティア5のコスパがめちゃくちゃいい武器って感じになって一番オススメの武器になりました。
これの強さは火力があって強いという面だけではなく、機動力も十分なので殴り合う型でも良し、ヒットアンドアウェイも良しと相手の装備に合わせてスキルを変えるだけで様々な立ち回りが可能なことでしょう。
何をやっても強いしプレイスキルを生かせる最高の武器の一つです。
オススメ装備
カーレオンケープ
必ずこれにしろと言えるくらい最高の相性を感じます。
これだけで火力も機動力もアップしてスタック貯めが早くなり、強さも使い心地も格段に上がるのでかなり気に入っています。
抑怒の短剣
短剣じゃないのではないかというかぎ爪のような見た目の両手持ち武器。
ヒットアンドアウェイに適した使用すると前方に範囲ダメージを与え後方にブリンクするEスキルを持っています。
LOLで言うとイヴリンのRです。
アリーナではかなり使い勝手がよく、バックラインにプレッシャーを与えやすいのですが、その他の使い勝手が非常に悪い。
かといってネタ枠とするにはもったいないくらい使用感が良いのでなかなか評価に困るところでもあります。
何気に高額でもあり、もう少し性能高めても良いんじゃないかとも思ったり。
オススメ装備
墓守のアーマー
R引っかけてEで戻りながら自陣の方に敵を持ってくる面白ムーブができます。
この際実用性とかはどうでもよくて面白い武器を面白く、それなりに意味がある感じで使えれば私は満足なんです。
これはマジでやってて楽しいのでお金に余裕がある方にオススメします。
LOLでもこれできたらいいのになとか思いながらやっています。
基礎マスタリーレベル100までの体験記
私がまず最初に行ったのは黒エリアのフィールドモブを狩るというレベリングでした。
狩人のジャケットと1HダガーのEスキルを合わせることで非常に高いダメージと回復を両立することができ、このゲーム内最高の殴り合いの強さを生かしてT4装備でも黒エリアのフィールドボスなどを倒してファームしました。
ただフィールドは結構集団ガンクに合うことも多く、レベリングに集中できない日も多々あったので次第に黒ミストでのレベリングへとシフトしていきました。
ミストでのレベリングはフィールドよりも楽で順調でしたが、散発するPvPはあまり上手くいかず、マスタリーとかアイテムパワーの問題かなと思いながら武器をブラッドレターに変更し基本的にPvPからは逃げる方向で考えていました。
ストーカージャケットを使うようになってからそれなりに勝てるようにもなってきましたが、勝つことが出来たのはほとんどがファームしてた方が稼げるようなアイテムパワーの相手でした。
基本的に黒エリアで活動していたし、始めたばかりで飽きを感じることも無かったので気が付くとレベル100になっていました。
その後かぎ爪を使って8.3の敵二人が戦っているところを漁夫ったり、変な成功体験を積んでしまい真正面から戦わない方がいいゲームだという考えをしばらく持っていました。
今はオイシイ場面を待つばかりではロクにPvPが出来ないということに気付いて考えを改めましたが、それと同時にダガーカテゴリから離れました。
ダガーは真正面から戦わない方が良いカテゴリだからです。
使用感はとてもいいけどゲーム内で私がやりたいことには残念ながら向いてなかったという感じです。
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