Top of the world
自分にとっての最高のものってなんだろう。
抽象的すぎて自分でもよくわからないけれど、最高にいい、と思うものって、やっぱり、少ない。少なくて、そしてそれは突然、現れる。
意地くそが悪いので、自分以外の創作人のものに目を通すことはほとんどないのだけれど、興味はあるので気まぐれを起こしたときに不意に「最高」を見つけると、身震いがしてごめんなさい私が悪かったです、と謝ってしまう。土下座してそのまま地中深くにもぐりこんで、三年でも四年でも隠密に過ごしてしまいたくなる。そのぐらい「最高」の衝撃はすごい。
でも、どんなものを「最高」と思うのかは自分でもよくわからなくって、だからこそ、「最高」は「最高」であり続けるんですね。きっと。それに言葉を与えてしまったら、もうそれはただの、クソッタレな、嗜好になる。きっとね。