鉄血のオルフェンズの量産型MSの印象に残らなさは異常

Gジェネをやってるときに感じた。

鉄血のMSってどれもこれも同じに見える
まず武装が鈍器みたいな格闘武器か実弾ライフルを持ってるだけ、しかも大体射程が1〜4マスの機体しかない

Gジェネで鉄血の機体を開発していくと↑のようなものばかりでマジで飽きてくる
そのくせ量産機の数だけは多い……

肩にキャノンとかミサイルとか武装の幅を広げてくれよ……
機体のシルエットデザインは多様性に満ちてるんだけど肝心の武装がどれも同じで魅せ方が一辺倒になりがちなのだ

なんでこんな機体しかないかって言うと
ナノラミネートアーマーっていう設定のせいだ

鉄血のMSは上の装甲を使ってるからビーム兵器が効かないって設定があるけど
これのせいで量産機がどれもこれも鈍器と実弾兵器ばかりの同じような武器しか積んでない

設定でデザインの幅が狭まってるのだ……

ここでファーストガンダムの量産機の印象の強さをご覧いただきたい

ザク
・一目で敵とわかる秀逸なデザイン(一つ目とかけてる)
・序盤こいつだけを出すことで画面上の敵味方を分かりやすくしている
・こいつが敵と分かりやす過ぎるデザインなので続編でも登場するレベル

グフ
・ザクとは違うのだよ!ってセリフからして印象付けの上手さが天才的
・まさかのムチ!
・ヒートサーベル!ザクよりもカッコいい武装をすることで特別感、高貴さが感じられる野蛮そうなザクとは違う

ドム
・いままでと比べて重武装!
・ホバー移動!
・ジェットストリームアタック!
・今まで助けてくれたマチルダさんを殺すことで登場直後で因縁が生まれてる

ゲルググ
・四文字なのでこれまでの機体の2倍強そう
・ここにきてザクと似たカラーリングなので正統派の量産機感がある
・ガンダムの独壇場だったビームライフルが使える
・これまでガンダムの活躍を散々描写した後なのでガンダムに匹敵する量産型MSっていうのが印象を強くしている
・と思ったらベテランは乗り慣れたザクを使い新兵がゲルググに乗るという不遇エピソードが更に印象を強くしてる


本当に素晴らしい機体ばかりである
ここでファーストガンダムの量産機の魅せ方の上手さをまとめよう

・どれも前登場の機体より強いぞ凄いぞ!っていう少年漫画的な敵の出し方(そのためアムロがどう攻略していくかというお話の面白さが生まれる、ゲルググの頃はレベル上がりすぎてゴリ押しみたいな状況だけど)
・統一したデザイン(一つ目)によりどれもジオン公国のロボットなんですよと簡単にわかり画面上の敵味方が一瞬で判別できる
・緑、青、黒の色分け
・なによりも鉄血よりも数が少ないので覚える量が少なくすむ(gレコにも言えるというか最近のガンダムはMS出し過ぎ)

そうなると鉄血の反面教師にする点は以下の感じかな

・デザインの幅を狭めるような設定を作らない
・登場MSの数はできる限り少なめにする
・色分けで印象付けを行う、色被りはここぞというときに(最近の髪色で個性出してる女性向けアイドルアニメみたいな)
・どのMSがどの勢力がひと目で分かるようにする(勢力も連邦VSジオンみたいな敵味方1対1が望ましい、もう1勢力出す場合は終盤に出すとか)

以上かな
しかしガンダムSEED劇場版にゲルググとか出るらしいけどやめてほしいな〜、ジンの正統後継機とかみたいよ〜



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