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Pentel GRAPH1000

 ろっぴーといいます。今回は僕の1番好きなシャープペンシルである、GRAPH1000について語りたいと思います。

僕の持っているGRAPH1000

 このnoteに辿り着くような人でGRAPH1000について知らない人はいないだろうという理由と、めんどくさいという理由からこのペンに関しての基本的な説明は割愛させていただきます。
 代わりに、上の写真にある4本のGRAPH1000それぞれが持っている思い出を語ろうと思います。

GOLD

ロフト限定色

 購入順に話していきます。

 1本目は半年くらい前に、ロフトで衝動買いしてしまった全身金色のGRAPH1000です。僕は衝動買いをする事は滅多になく、むしろ何ヶ月も考えて購入する事が多いのですが、この時は「金色かっこいい!」「限定色はここでしか買えない!」と、つい買ってしまいました。

 結果は『後悔』です。GRAPH1000は神シャーペンという話はYouTube等でよく見かけていたので期待していたのですが、グリップが滑って、「これならSMASHの方が良い」という感想でした。デザインについては、「キラキラボディに黄色いキャップが目立つなぁ」と感じていました。

 こうして1本目のGRAPH1000はあまり使われることなく、ペン立てに刺さりっぱなしの存在となってしまいました。

For Pro 0.4

 ロフト限定色の金色で後悔した後も、僕の中にはGRAPH1000への期待が残っていました。
「黒いクリップは滑らない素材なんじゃないか?」そう思い、TSUTAYAの文房具コーナーに立ち寄った際にFor Proのグリップを触って見ると、予想通りロフト限定色とは違って滑らない塗装でした!しかし、既に1本持っていて、1度後悔している物の色違いを買うのは躊躇われ、なかなか購入には至りませんでした。
 
 その後色々な文房具系YouTuberの動画を見ているうちに、0.3mmのように細く0.5mmのように折れにくいという0.4mmが欲しいと思うようになってきました。

 そしてこのペンを実際に購入したのは、1本目で公開してから3ヶ月後、今から3ヶ月前のことです。僕が数ヶ月考えてから物を買うことが多いというのが本当の事だとここで証明されましたね(笑)

 使ってみると、0.3mmのように細く0.5mmのように折れにくいという言葉は真実でした!黒い塗装のされたグリップはやはり滑りにくく、直ぐに僕の筆箱の中で一軍のシャーペンになりました。

 敢えて不満をあげると、芯径の区別がしやすいように0.4はキャップが緑色になっていることと、ノート内で0.5で書いた文字と並ぶと明らかに薄く、見ずらかったことです。後者は、その時使っていたHBの芯をBに変更する事で解決し、更に使いやすくなりました。

 For Proの0.4mmは今でも細かい文字を書きたいときによく使用しています。

White

蔦屋限定色

 これは僕が白軸にハマり始めた時に、メルカリでorenzメタルグリップ シンプルデイズとセットで1150円で売っているのを見つけて購入しました。ロフト限定色のようにグリップが滑りやすいことも無く、白系統一の筆箱には欠かせない存在となりました。

旧型 0.5

 0.4を買う頃から現行品より質の良い旧型には憧れがあったのですが、シール付きの美品の相場は2000円近くすることから、手を出せずにいました。しかし、最近メルカリで、安価な廃盤ペン11本とセットで1900円で出品されているのを見つけました。僕はそれまで廃盤のペンはP325しかもっておらず、セットにはグラフレットやPentel5など、興味のあったペンも含まれていたため、思い切って購入してみました。

 現行品と旧型の違いは、シール/グリップのゴム/グリップや軸の塗装/キャップの文字の印刷などがありますが、どれも小さな違いで知らなければ気づかないようなところが多いです。しかし、グラフ1000好きな文房具オタクとしては旧型シール付きのグラフ1000は所有欲が満たされます。

 現行品と旧型を軽く比較してみました。(0.4が現行品、0.5が旧型)

軸の塗装

 現行品の方がてかっていて、旧型はマットな塗装なのが分かります。グリップの塗装についても、僕はそれほど使い込んでいないのでわかりませんが、新型は塗装が剥がれて金属が見えてくるのに対し、旧型はなかなか剥がれないそうです。

右:現行品(ホワイト)        左:旧型
旧型
現行品

 続いては芯径表示と硬度表示。芯径表示は旧型の方が数字が小さいです。硬度表示については、現行品は横に線が入っているように見えたり、印刷の精度がそれほどよくありません。旧型ははっきりと綺麗に印刷されています。

グリップのゴム

 これは見た目ほとんど分かりません。触ってみると現行品のゴムの表面は凹凸を感じませんが、旧型のゴムの表面はざらざらしています。ゴムの厚さが旧型の方が厚い気がしますが、これについては個体差の方が大きいと思います。

JISマーク付きシール

  1番大きな違いです。フリマサイトでもこのシールが着いているかいないかで相場がかなり違っていると思います。これが付いてると旧型持ってる感がありますね。

 比較してみても、旧型の方が多少品質が高いことが分かります。使っていても、意識しなければ感じないような違いなので、これをわざわざ買う人は余程の文房具オタクくらいでしょう。僕はGRAPH1000大好きな文房具オタクなので、旧型が手に入って満足です。現行品との違いを確かめながら使ってます。

最後に

 GRAPH1000は僕の1番好きなシャープペンで、芯径やカラバリが豊富なのでついに4本も集めてしまいました。今の所買う予定はありませんが、これからも増えてしまうかもしれません。このペンは僕にとって書かせないペンとなっています。今後もGRAPH1000とともに勉強していきたいと思います。

 適当にまとめてみたところで、文字数が脅威の2500文字になっていました。ここまで読む人はいないと思いますが、少しでも目を通してくださった方が居れば嬉しいです。

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