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ピーマンのワタを取らないハナシ

あのさ、前にも話したかもしれないけどさ、わたしピーマンのワタ取るのもう数年前にやめたんだよね。
 
それはね、どうしたってお台所にはコバエが出るじゃない? ある夏ね、生ゴミ今ピーマンのワタしかないじゃんと、オマエそこから来てるだろというトキがあったのね。
 
そんでこれ、ピーマンのワタを捨てなきゃどうなのかと、食ったら毒なのかと、調べたらむしろ栄養あるということだったので、以来ピーマンは丸ごと切ってヘタだけ取るようにしてるのね。
 
これはね、食ってもわかんない。自分で食べてもわかんないし、他人に食わせてもたぶんわかんない。
 
 
……この話には前段があって、その昔インド人の料理人のブログを読んでたら、日本と共通する食材として、インドでも「ゴーヤー」を食べると。ただインドではゴーヤーの「中身(ワタとタネ)」だけを食べて、ガワは捨てちゃうんだと。「インドと日本で逆だねー」っていうんだけど、びっくりして、「えっスプーンでこそげるとワタが上手に取れる」とか「カツオブシひとつかみブチ込むと沖縄っぽいチャンプルーになるなあ」とか、なんか学んでたよーな(ちゅーか)ことを逆転させられた気がして、そんで野菜売り場を見てるとね、見切りの(悪くなったトコ切り落として断面が見えてる)ゴーヤーのね、タネが「赤く」なってたりするのね。それは熟してるからだってんで、買ってみて赤いタネを食ってみると「甘っ」て思うぐらい、甘いのね。
 
似た話(かな?)でピーマンもね、買って忘れて冷蔵庫にしばらく寝かしてて、ふと見ると赤くなってて「なんじゃこりゃ」ってときがあるじゃない。ピーマンは唐辛子の仲間なので、赤くなるのは単に熟しただけなんだけど、そいで別に「そっちのがうまい」とは思わないけど、ま、ワタとタネに関してはね、「取れ」って教わったから取ってるだけで、過去にね、そんで取るのもちょっと気持ちいい(ヘタを親指で押し込むとボコンと取れる)んだけど、そこ省略してスパスパ刻んで野菜炒めに混ぜちゃえば、わかんないって。やってみな、それで1~2分は時短じゃない? 

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