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「蓄電池のサカイ」宅を突撃、太陽光&蓄電池の魅力を聞いてみた(前編)

こんにちは、Looop(るーぷ)です。
最近ニュースでも耳にする機会の増えた蓄電池について取り上げる企画の第2弾。今回は開発担当の社員宅に突撃して蓄電池導入の実例とともにご紹介したいと思います。

蓄電池ってそもそも何?をイチから解説した第1弾はこちらから!

坂井亮平プロフィール
大学院卒業後、電池メーカーで太陽電池の開発に従事。太陽光の次に来るのは絶対蓄電池!の信念のもと、2015年Looopに入社。蓄電池開発や住宅向け太陽光のリースサービスの開発に取り組む。スマートシティ向けエネルギーマネジメントシステム「エネプラザ」の開発や、Looopでんきの新プラン「スマートタイムONE」の拡販プロジェクトにも参画するなど、電池に対する知識を武器に多方面で活躍している。


いざ蓄電池マニアのお宅訪問!

おおよその住所を頼りに自宅近辺に到着。
どのお家だろうと見渡した我々を待ち構えていたのは…
 
んんん?

テラスの柵に太陽光パネル

住宅街で異様な存在感を放つ、テラスに設置された太陽光パネル!!
あの家に間違いない…といざ坂井邸を訪問!

そして社内では某歌舞伎役者さんにちょっと似ていると噂の坂井が登場。
訪問後、即、玄関先で「Looopでんち」の解説をしてくれました。
 

蓄電池やパワコンを解説する坂井

太陽光&蓄電池のある暮らしってどんな感じ?

坂井:この家には合計で15kWの出力容量の太陽光パネルが設置されています。都内の戸建て住宅の平均が約4kWなので大分大きめです。パネルをめいっぱい敷き詰めたかったので片流れの屋根にしました。4人家族の我が家はオール電化ですが、それでも売電収入が消費した電気代を上回るレベルです。

 (写真上の)白い四角いのがパワーコンディショナーです。屋根上の太陽光パネルを、このパワーコンディショナー(PCS)を介して蓄電池と繋いでいます。パネルで発電した直流の電気を、PCSで家庭で使える交流の電気に変えています。

 我が家ではLooopの住宅向け太陽光のリースサービス「とくするソーラー」を導入していますが、まずは太陽光を初期費用0円で導入できることがメリット。しかもリースでの契約なので住宅ローン枠への影響もありません。空いたローン枠を他の住宅設備に投資できるのがありがたかったです。

 

蓄電池に最適な置き場とは?屋外設置でも大丈夫?

編集部:「Looopでんち」は屋外設置ですが雨にぬれても大丈夫なんですか?(ポケモン世代的には電気と水って相性悪いのでは?とつい思ってしまいます)
 
坂井:カバーがついていて浸水を防いでいるので、雨に濡れても問題ないです。ですが、直射日光は高温になってしまうため電池にとって良くありません。蓄電池の設置場所は、直射日光の当たらない北面、庇のある場所、軒下となります。

太陽光&蓄電池との併用がオススメのアイテム

編集部:太陽光や蓄電池と一緒に使うとよいものって何かありますか?せっかく導入するなら最大限にメリットを活かしたいところです。

坂井:電化がポイントですね。電気で動くようにすることの意味ですが、分かりやすいところだと電動バイクや電気自動車(EV)です。

 ちなみに私が愛用しているのは、EV普及が進む中国のメーカーNIUの電動バイクです。日本にまだ20台しかないレアものなんですよ。バイクの充電をすべて屋根上の太陽光で賄えるので二酸化炭素も排出しないので罪悪感もないですし、さらにガソリン代もかからずとても経済的に使うことができます。

坂井の愛車NIU

実はうちにはEVはまだ無いんです。もちろん検討はしているのですが、好みのモデルが日本にはまだなくて導入に踏み切れずにいます。いつでも導入できるよう既に先行配線はしていますが(笑)。ゆくゆくは家とEVとをつなぎ、電気のやり取りをすることができるV2H(Vehicle to Home)機器と合わせて導入したいですね。EVは「動く蓄電池」なので、機能をフル活用してみたいです。 

いざ、お家の中へ・・・

坂井: これが家じゅうの電力使用量や売買電の状況が一目で分かるHEMS(ヘムズ)機器です。電気を見える化することで節電意識も高まりますし、導入した太陽光の恩恵も可視化されてお得感を実感できます。 

HEMS



太陽光&蓄電池の導入で環境にはもちろん、お財布にも優しい生活を送ることができるんですね。Looopでんきの「スマートタイムONE」のような電力プランとの組み合わせでさらにお得な生活が送れるかもしれません!

坂井のような再エネ機器マニアになるのは難しいですが、まずはエネルギーマネジメントに貢献できる「スマートタイムONE」の導入をご検討してみてはいかがでしょうか。

★スマートタイムONEのご紹介

※Looopでんきは2023年3月22日(水)受付再開を目指して準備中です。再開までもう少々お待ちください_(._.)_

次回は引き続き坂井邸から蓄電池開発の裏側について聞きたいと思います!