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他作短歌

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御殿山みなみが誰かの短歌を語っています
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2020年8月の記事一覧

短歌連作サークル誌「あみもの 第三十二号」を読む

例によって、毎月参加している「あみもの」から、個人的に気になった歌を引いていこうと思う。

ねえ僕は他人と他人が仲悪くなっていくのがとっても怖い/窪田悠希

単純にこのことに心から共感したというのもあるんだけど、「ねえ」の呼びかけは「他人」にしかできないかな、と思うと、特定はできない誰かに呼びかける、すごく弱い釘刺しのような印象があって、これはこれで一つのアクションなのかもしれないな、って思った。

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短歌連作サークル誌「あみもの 第三十一号」を読む

僕が(ほぼ)毎月参加している短歌連作サークル誌「あみもの」の、第三十一号から、個人的に好きだった歌についてゆるゆる書いていきたい。好みの偏りは上等である。

倍速で伸びする苗を映写して巻き戻してはまた砂嵐/八重柏誉一

「また」砂嵐、だから、映像は砂嵐からはじまるのか、の、「ハッ」があって、適当なところで巻き戻し、止めないんだな、、、という気分になる。現実にあり得る景だけれど、そこに執念がないとこ

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