【韓国・中国・ベトナム】グローバル化の波はここまで来ている!異国で活躍する韓国系アイドル達 -D1Verse, BOYSTORY, EVERGLOW
今やグローバル化はどの業界でも見られる現象です。
音楽業界でも異文化を取り入れた音楽性が話題になることは少なくないですが、アイドル達に関しては音楽性だけではなく、人の移動におけるグローバル化も話題になっています。
そして、もう何度も書いてきていますが、K-POPには特にその傾向が表れています。
日本や中国のような内需に富んだ国ではない韓国は、外需を獲得しつつ国家経済を安定させなければならないわけですが、"外需を獲得する"ためにはグローバル化を図らなければなりません。
そのグローバル化を図るツールが、K-POPなのです。
では、そんな韓国を取り巻くアジア各国が、どのようなグローバル化を図っているのか、を探っていきましょう!
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1.D1Verse
D1Verseは、韓国の芸能事務所 RBW と韓国最大音楽プラットフォーム運営会社 KakaoM が、共同でプロデュースするベトナムをホームとする5人組男性グループ。2020年2月デビュー。
RBWは、比較的新しい事務所ですが、女性実力派ダンスボーカルグループのMAMAMOOや、高い演奏力を誇る5人組男性バンドONEWEが所属することで有名です。
その事務所が次に放つアイドルとして注目されていたのがD1Verseでしたが、まさか全員ベトナム人で構成されたベトナムを活躍の場とするアイドルだったとは…驚きです( ;∀;)
どおりでデビュー曲の歌詞が聞き取れないわけです。
D1Verseというからにはdiverse(多様性)にかけて各国出身者が集まるのかと思えば違いました…
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2.BOY STORY
BOY STORY は、韓国の芸能事務所JYPの中国支社 JYP CHINAと中国の企画会社TMEがプロデュースする中国を活動舞台とする6人組少年グループです。
K-POPの影響を受け、近年では中国でもたくさんのアイドルグループが誕生してきましたが、その市場に韓国から新しく乗り出してきたのがJYPです。
JYPは、GOT7やTWICEが所属する韓国の3大事務所の一つですが、急激に成長したため、社長のパク・ジニョン氏の手腕も注目されている事務所です。
BOY STORYは、GOT7に所属し韓国で活躍する一方で中国でもソロ活動し番組進行を担うこともあるJackson Wang(王嘉尔)とのコラボで、さらに中韓で注目される存在になっています。
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3.EVERGLOW
EVERGLOWは、中国最大の芸能事務所Yuehua(乐华)に所属する6人組女性ダンスボーカルグループ。メンバー構成は、中国人1人、韓国人5人。2019年3月デビュー。
はい、2020年最注目グループとの呼び声高いのがEVERGLOWです。
なんといっても、Yuehua(乐华)の韓国進出第2章の開幕ですからね笑
Yuehua(乐华)は、2009年に設立された中国最大の芸能事務所です。
2014年に韓国デビューを果たした5人組中韓混合男性グループUNIQは、K-POP界に新たな衝撃を与えたことで話題になりました。
そのUNIQは、今や中国では大成功したアイドルとして名を挙げられますが、現在の活動拠点はほぼ中国です。
つまり、EVERGLOWがYuehua(乐华)の放つ第二の矢となるわけです。
2020年2月に発表した《DUN DUN》がすでにYouTube上で1億回再生を突破しているEVERGLOWの活躍に注目です!
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以上、いかがでしたでしょうか。
K-POP人気の波に乗るのは、当然ながら日本だけではありません。
K-POPは、もはや韓国だけのツールではありません。
以前に記事に書いた通り、ベトナムやタイにもK-POP人気の波は来ています。
ここで、果たしてグローバル化は推進されるべきなのか、という議題が出てきますが、それに関しては別の機会にお話しできたらと思います。
日本の音楽も1990年、2000年代にはアジア各国に影響を与えていたと聞きます。
私はその頃は幼少でしたが、今後はその頃の音楽性も紹介できたら良いですね。
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