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【日本】言語は聞くだけじゃない!手話で楽しむ"見る音楽"とは?手話ダンスユニット HANDSIGN に注目!

先日、ふと「言語」は話したり聴いたりするだけではないことを思い出しました…
数年前に見たウクライナ発の映画『ザ・トライブ』(※R-18+指定)が衝撃的過ぎたことをなぜかふと思い出したんですよね。
全編手話で構成されたストーリーなのですが、自分の視野の狭さに改めて気づかされた作品でした。

そして、試しにネットで「手話 音楽」と検索してみたんです。
そこでヒットしたのがHANDSIGNさんの音楽でした。

HANDSIGN

歌、ダンス、手話という新しい表現方法で伝える手話パフォーマー。
HANDSIGNは他にはないオリジナルスタイルで観客にメッセージを伝え、音楽やダンスで全ての人達に笑顔になってもらえるように、老若男女問わず楽しめるようなLIVE空間を追求し続けている。
(HANDSIGN OFFICIAL WEBSITE より引用)

本当に素晴らしい手話ダンス”パフォーマー”だと思います。
手話に合わせてダンスしてくれているので、ノれるんですよね。
手話ダンスとは何ぞや?と思った皆さんはまずはこちらをチェックです↓

こういう、人に伝える意志のある人たちがもっとメディアに取り上げられるべきだと思うのですが、世のメディアは何をしているのでしょうか⁇

さて、このページに来ていただいた皆様には是非彼らのパフォーマンスを知っていただき、見る"音楽"に興味を持っていただきたいので、代表的な3曲のMVを貼っていきます。
是非、順番に見ていっていただきたいです。

【MV1】僕が君の耳になる

大学で出会った耳の聞こえない女性と男性のストーリー。

実はこの楽曲に関しては、LIVEバージョンも公開されているのですが、
絶対にドラマバージョンで見ていただきたいんです!
ドラマ中に耳の聞こえない女性が言う「私に 音楽の楽しさを教えてよ」に対する、男性の回答が素晴らしいのです。
その男性の回答が、そこにたどり着くまでの過程がMVになっているのですが、私には新世界を見ることとなりました。
手話で歌えるし、合唱もできる、そんなことも想像できなかった私は、視野が狭かったと感じました。

ちなみに!!!

2021年夏「僕が君の耳になる」映画化公開

そして、その次に見ていただきたいのがこちら↓

【MV2】この手で奏でるありがとう

耳の聞こえない女性の娘が、手話ダンスを通して、親に感謝を伝えるストーリー。


最後に見ていただきたいのは、こちら↓

【MV3】声手

耳の聞こえない女性がカフェ店員となり、お客様と心を通わせていくストーリー。

このMVは、個人的には3曲の中で一番感動します。
タイトルの声手は"こえて"と読むのですが、もうお分かりの通り”超えて”をかけているんですよね。
彼女の未来も、社会の未来も明るくなりそうです。

なお、私は本当に視野が狭く知らなかったのですが、日本には既にこのMVに登場したようなカフェが複数存在するようです。
例えば↓

また、そういったカフェを増やそうという活動もあります。
例えばクラウドファンディング↓

そのほかの手話ダンス

最近はHANDSIGNさんに限らず、手話ダンスが取り入れられているようです。

NHK公式/ [キャラたま] 手話ダンス「Oh!AIWO(オーアイオー)」

https://www.youtube.com/watch?v=dZv1kFn395s

ザ・コインロッカーズ

さて、いかがでしたでしょうか。

私、本当にHANDSIGNさんの活動は応援したいんですよね…
2005年に結成されてからメンバー編成もあったようですが、このまま”伝える”活動を続けていただきたいです。
こういう活動で一番いやなのは、生活費を稼ぐために活動を辞めなければならない状況になってしまう、こと。
彼らには何としてでもこの状況を避けていただきたい…
まずはそうならないためにも、彼らを必要としている人たちのためにも、もっと私たちが彼らの活動を広めていかなければならないと思います。

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