見出し画像

DarkestDungeon2 アーリーアクセス雑記

Epic gamesストアページ

 リリースされたっぽいけどゲームシステムとかどんなもんなの?という方向け。

 ※基本的に前作のDarkestDungeonを遊んだことがある人向けに共通している仕様の説明は省いたものとなっています。

 ※機械翻訳がベースの自己解釈のため内容が間違っている可能性があります。

ストーリー

スクリーンショット (16)

 前作で滅ぼしたはずの邪悪は氷山の一角でしかなかったらしく、魔物が地球規模で跋扈して大変なことになってしまっている。混沌を鎮めるために希望の灯火を山に運ぶ旅に出てどうにかしましょうという話っぽい。

ゲームの流れ

スクリーンショット (399)

 このゲームはチャプター制で、ニューゲーム開始後はまずチャプターセレクト画面に入る。アーリーアクセス版では第1章が遊べる。

スクリーンショット (401)

 チャプターを選んだら旅に出る前にパーティを編成する。途中でヒーローが死んだ場合を除いて、メンバーを変えることはできない。

 ヒーローには最初からいい奇癖と悪い奇癖が1個ずつついている。

 また、最初は左端の4名(Plague Doctor、Grave Robber、Highwayman、Man-at-arms)しか使えない。

 残りはプレイヤーレベル(Profile)を上げることでアンロックされていく。戦闘中でなければ順番の入れ替えは自由にできる。

スクリーンショット (416)

 最初は必ずThe Valleyからスタートする。手に入るアイテムは毎回異なるがThe Valleyの道のりは固定で実質チュートリアルを兼ねていると思われる。(画像はThe Valleyではない)

 画面左側のマップを見ながら、いろいろなイベントマス(マップ上で灰色の逆三角で表示されているマス)を踏みつつ終点を目指していく。

 通常は最初に偵察が発生し、分岐と一部のイベントマスの内容は判明するが、The Valley以外では行き先の内容が行ってみるまでわからない場合もある。
 ヒーローのHPが減っている場合、進むと自動的に回復していく。

 黄緑の実線で表示されている道は安全が確保されており、道中での戦闘は発生しないが、水色の破線で表示されている道では高確率で(必ず?)道中での戦闘が発生する。シンボルエンカウントなので事前準備は可能。

スクリーンショット (425)

 分かれ道では、ヒーローがどっちに行きたいか意思表示をすることがある。従うとストレス-1、従わないとストレス+1。なお満場一致になることはあんまりない。

スクリーンショット (426)

 前作であった明度の概念は、馬車に積み込まれている希望の灯火に代わっている。

 馬車にマウスオーバーすることで現在値と発生している効果を確認できる。

 前作同様0になるとろくなことが起きず、敵がかなり強化される上に道中やイベントマスでの戦闘とは別個にカルティスト(強い)との戦闘が発生してしまう。

 灯火は馬車を走らせるたびにゆっくりと減少していくほか、イベントマスでの選択によって増減することもある。

 松明は存在せず、前作に比べて光量を回復する手段に乏しいのでよく考えながら進路を選ぶ必要がある。

スクリーンショット (403)

 多くのイベントマスでは、ヒーローがどのような行動を取るかの意思表示をし、プレイヤーがどのヒーローの言う通りにするかを選ぶことになる。(画像はPlague Doctorを選択している状態)

 本作で追加された新要素としてヒーロー同士の関係性というものがあり、こういった選択がパーティ内の連携に響いてくる。

 ヒーローの周りに出ているオーラは、そのヒーローに従う選択をした場合の関係性の変動を示す(黄色は関係性が良くなり水色は悪くなる。この画像だとこのままPDの言うことを聞けばPDとHellionの関係性が良くなる)。

 画面下部に表示されているのはその選択をした際に発生する効果。

宿

スクリーンショット (406)

 道なりに進んでいった終点では宿(inn)に入ることができる。道中で死者が出てパーティが3人以下になっている場合、他にアンロック済のヒーローがいればここでパーティに補充される(対象が複数いる場合誰が選ばれるかはランダム)。

 宿では、買い物、一部アイテムの使用、ヒーロースキルの強化、Stagecoach(馬車)の強化が可能である。

スクリーンショット (409)

 宿で使用することができるinn itemsは、インベントリからヒーローに対してドラッグ&ドロップすることで使用できる。

 使用すると、アイテム本来の効果とは別に対象に奇癖がつくことがある。また対象の奇癖によって使用できないものが存在する。

スクリーンショット (407)

 道中の戦闘や特定のイベントマスでMasteryというポイント(ゲーム内では水色のひし形マークで表示)が手に入ることがあり、宿ではこれを使用してヒーローのスキルを強化することができる。スキル1個の強化にMasteryを1消費する。

スクリーンショット (408)

 また、宿では道中で手に入ったStagecoachアイテムを馬車の装備枠に積んで様々な効果を得ることができる(見た目も若干変化する)。宿以外では馬車の装備を変更することはできない。

スクリーンショット (414)

 宿ですることが終わったら、さらなる旅に出なければならない。次に進む道を選ばないと宿を出ることはできない。

 一番上に灰色の字で表示されているのは行き先のロケーション。ロケーションによって出てくる敵が異なる。

 水色の文字で表示されているのは次の旅でかかってくる効果で、具体的な内容はマウスオーバーで確認できる。

 レジスト減少など良くない効果の事が多いが、特定のイベントマスを偵察で必ず発見できたりする効果のものもある。

 黄色の文字で表示されてるのはクエスト。画像の「Avoid the Hoarder」は、「Hoarder(イベントマスの一種)を通らずに宿屋に到達せよ」という意味。クエスト内容は道中常に左下に表示され達成状況を確認できる。

 これを達成すると、次に宿にたどり着いた際にRewardに表示されている報酬を得ることができる。達成できなくても報酬がないだけでペナルティはない。

 基本的にはクエスト報酬を見つつクリアできそうな道を選ぶことになる。

スクリーンショット (59)

 なお、1章では4回目に宿にたどり着いたときの行先はThe Mountain固定である。山の最奥には章のラスボスが待ち構えており、こいつを倒せばクリアとなる。

 宿で補給を行いつつ、ボス戦に備えできる限りリソースをかき集めて章クリアを目指すというのが基本的な流れとなる。

ヒーロー同士の関係性

スクリーンショット (421)

 さまざまな要因により、ヒーロー同士の関係性は変化する。黄色は仲の良い状態、水色は仲の悪い状態を示す。関係性がどうなっているかはヒーローのステータス画面で確認できる。

スクリーンショット (405)

 例えば戦闘中に傷ついた仲間の回復をしたり、同じ敵を集中攻撃し協力して倒すとこのように関係性が良くなることがある。しかし、似たようなシチュエーションでも「その敵は自分が倒すべきだったのに」みたいなことを言い出し関係性が悪化することもあるのでよくわからない。

 道中イベントマスでの選択、宿でのアイテム使用である程度は関係性をコントロールできる。

スクリーンショット (420)

 関係性が良いor悪い状態のメーターが最大値に達すると、カットインが入って特別な関係性が成立する。

 良い関係性には、Hopeful(希望に満ちている)、Respectful(尊敬)、Amorous(恋人)などがある。ちなみにAmorousの成立に性別は無関係で複数人と同時に成立することもある。

 良い関係性が成立している状態だと戦闘時に攻撃や回復が追加で発生することがあるため、メリットはかなり大きい。

 なお、特別な関係性はその後の関係性の変動で解消されることがある(その場合、なんの関係性もない初期状態に戻る)。

個人的な感想

スクリーンショット (19)

 現段階では早期アクセスなので、当然未完成である。また戦闘の仕様が一部変更になった関係でバランスが大味になっており、個人的には調整してもらったほうがいいような気がする部分が見受けられる。

 今のところは、前作が大好きで本作にもものすごい期待を抱いているとか、開発を応援したいという気持ちを強く持っている人向け。当然完成品をやりたいなら前作をやったほうがいい。

 個人的に引っかかった点が、ヒーロー及びアイテムがアンロック制であり、何回もプレイしてプレイヤーレベルを上げ、強いアイテムを入手可能にしていくことが前提のバランスになっていると思われる点。

 第1章の初見クリアも可能?のようだが(自分は無理だった)、クリアするためにプレイヤーの知識以外を必要としてくるシステムにしたのは大きな変化だと思う。クリアのハードルを下げる効果もあるだろうから一概に悪いとも言えないが、やりこめばやりこむほどむしろ簡単になってしまういびつさを感じざるを得なかった。もしかしたら2章以降で本気で殺しにかかってくるのかもしれない。

 このゲームには特定のイベントマスで見ることができるヒーローの個別ストーリーが存在する。前作でも公式サイトに掲載されている漫画を見れば過去をある程度察することはできたが、それよりもかなり明確に個々人の過去が描写されている。

 前作のキャラクターが好きという人はそれ目当てで買ってもいいかもしれない。日本語版はないので他言語で読むしかないが……。

 本作のグラフィックは3Dで作られており、敵味方ともにモーションが非常に豊富になっているため、その点でもキャラが好きな人にはおすすめ。

 今後バランス調整がされていくという前提ではあるが、個人的には結構期待している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?