普通二輪免許 合宿に関するメモ② [バイクの仕組み解説]

おととい、合宿センターから入学案内書が届きました。
もう、ワクワクして仕方がありません。
早速、申込書に記入を済ませ、その日のうちにポストに投函しました。

同時に教習本も買って、こちらもおとといの朝、届きました。

Amazon
『改訂版 普通二輪免許 パーフェクトBOOK
技能試験の合格ポイントをカラー写真で徹底解説』

丸善[丸の内本店]で、普通二輪免許の本はこれしかありませんでした。
最新(2022年10月発売)で、カラーで、とても見やすい。
写真だけでなく、図解もあります。

原付も持っていない無免許なので、
付録でついている標識のリストから読み耽っていました。
興味深いです。
知らない世界の知識を得ると言うことは、私にとって、大きな喜びです。
これは太陽星座&水星星座:射手座が大きく関係していると思うのですが。
(射手座… 哲学的、知らない世界を知りたい、旅をしたいと願う星座です。
ホロスコープの詳細は、いずれお話ししましょう)
集中しすぎて、それだけで1時間ほど経っていました。

しかし、本だけでは理解できない部分もたくさんありました。
解説を省略してあるものに関しては、その都度ネットで調べて、知識を補完しました。
読み進めていくうちに、動画で見た方が良さそうだと思い、早速、検索を始めました。これがおとといまでの話です。

昨日は、初心者向けの解説動画をいくつか見ました。
いや…結構見ました。笑

ブレーキのかけ方の説明で
「リアブレーキ」と言う単語がたくさん出てきて
それがなんのことか全くわかりませんでした。
「後輪ブレーキ」のことですが、
ブレーキの仕組みがどうとか以前に
前は「フロント」、後ろを「リア」と呼ぶこと自体知らなくて、
私はサラッサラの初心者だなぁと実感しました。笑
そういえば、「リアドア」などの単語を聞いたことがあったなぁと思い出しましたが
どこのドアのことか全く理解していませんでした。笑
いつも後部座席に乗っているのに、ね。

色々と動画を見ながら「困ったなぁ」と思うことがありました。

・初心者向けであるが、専門用語の解説などがない(テロップもない)
→「超」初心者向けには難しい
・解説はあるが、実際の車体でどのように装備されているのか、どう操作するのか分からない
→クラッチを上げ下げする感覚が分からないし、
リアブレーキに関しては、見せてもくれない。かけからも分からない。

まあ実際に教習所で見れますし、結局は「体感」なので、
視覚的な情報がなくてもいいのですが、
事前にたくさん知っておきたいと願う私からすると、
既に乗っている方や元からバイクに興味がある方は、そんなものは「当然」の域になってしまっているはずですから、
超初心者の好奇心というものを理解しきれていないのだなぁと感じました。

昨日1日で得た内容を大まかに記載しておきます。
「私は、こういうことを知らなかったのか」という個人的なメモであり、
初心者の方も「それは何?」と、
無知な状態から、何かしらの興味を持っていただき、
検索のきっかけになればいいなと思います。
また、既に免許をお持ちの方や、免許はないが知識はあるという方も、
「無知な人は、そんなことまで知らないのか」
「そういう調べ方をしてようやく、理解できるのか」
という参考になればいいと思います。
初心者の方に説明するときに、心構えができるのではないでしょうか。

  • ギアの仕組み
    自転車に装備されているギアと、理屈は同じです。
    私は自転車を想像することで簡単に理解できるようになりましたが、
    自転車でもギアを利用しない方は、少し理解しにくいかもしれません。

    ギアは、数枚の歯車とチェーンで構成された装置です。
    歯車と噛み合っているチェーンが、後輪に動力を伝えています。
    1つのギアにつき、1枚の歯車が使用されています。
    「ギアチェンジ」すると、使用する歯車が変わり、チェーンが移動します。
    そうすることで後輪に伝わる動力が変化する、
    という仕組みだと思います。
    自転車で得た私の知識です。

    ギアの数字を上げると、少ない動力で推進力を上げることができます。
    発進直後は、エンジンの回転数(動力)が少ないので、
    最初は1速(ロー)、そしてスピードが出てきたら2、3と上げていきます。
    自転車もそうですよね。
    いきなり6で発進したら、重くて漕げません。
    最初は1などで進んで、徐々にギアを上げていきますよね。
    ずっと1のままでもいいのですが、
    例えば自転車でずっと1速のままで漕いでいたら、
    足の回転数の割に、進みが悪いですよね。
    だったら少しでもギアを上げて、少しの回転数で進む力を上げたいですよね。
    それと同じで、ずっと1のままだと
    エンジンが回転しているのに進みが悪い
    →ガソリンを無駄に費やしてしまいます。

    また、バイクのギアは、
    左足で操作します。
    ペダルを踏み込むと下がり、足の甲で上げると上がります。
    注意したいのが、数字が
    1→N→2→3…
    と、1と2の間にN(ニュートラル)が入っています。
    Nは、後輪にまったく力が加わらない状態です。
    もしNが一番下で、
    間違えて下げすぎてNに入ってしまったままの状態だったら、
    コーナーを曲がりきれなかったりして、とても危険です。
    踏み込みすぎて、どこにギアがあるか分からなくなってしまった時、
    とりあえず一番下(1速)にしておけば大丈夫
    という理由から、Nは1と2の間にあるようです。
    また、停止(N)→発進(1速)にするとき
    上にあげるより下げる方がラク、焦らない
    など、他にも様々な理由があるそうです。

    私も最初は「難しくない?」と感じました。
    ところが、まだバイクにも跨っていませんが笑、
    動画解説を見まくっているうちに、それが当たり前のように感じるようになり、
    確かに、1→N→2…の方がラクかもしれない、と思えてきました。

    また、ギアチェンジの時はとても大変な工程を踏みます。
    ある程度のスピードが出ている状態で、
    アクセルを戻す
    → クラッチレバーを握る(クラッチを切る)
    →ギアチェンジする
    →クラッチを繋いでいき、アクセルを回す
    これをほぼ同時に行うというのです!
    慣れですね。

  • クラッチの仕組み
    クラッチって何!?と思いました。
    単語はなんとなく聞いたことがありますが、
    どういう働きをしているのか、まったくわかりません。
    それを操作しないと発進すらできないとのことでしたので、
    必死に調べました。

    クラッチとは、エンジンから後輪に、動力を伝える役割を担っている装置のことです。
    エンジン側と後輪側に、それぞれ軸があります。
    最初は離れている状態です。
    エンジンをかけると、エンジン側の軸が回転します。
    後輪側は回りません。
    その軸同士を接触させることにより、後輪側の軸も回転することができ、
    よって、後輪が回転することができます。
    …というのが、大まかな仕組みです。
    クラッチ自体は、歯車のような構造になっていますが、
    それを操作することにより、以上のようなことがバイクの中で起こっています。

    クラッチレバーは、左手にあります。
    自転車やATバイクであれば、ブレーキに当たる部分のレバーです。
    「そこブレーキじゃないの!?自転車と違うの!?」と驚きました。
    自転車で慣れているので、これは難儀かもしれない、と感じています。
    ちなみに、後輪ブレーキは、右足で操作します。
    右手レバーが前輪、右足ペダルが後輪のブレーキです。

    話を戻します。
    左手にあるクラッチレバーを握ると、
    軸と軸が、離れる状態になります。
    これを「クラッチが切れる」と表現するそうです。
    発進時は離れている状態にしないといけないので、
    つまり、
    発進する直前は、クラッチレバーを握っていないといけないのです。
    なんだか、「握ると繋がる」とイメージがなんとなく先行してしまい、
    頭が混乱していましたが、
    握っていれば動けない=ブレーキと同じ
    と考えることで、すっと浸透しました。

    元々は軸が繋がっていて、発進する時は離れている状態からスタートしないといけません。
    エンジンからの動力をいきなり後輪に伝えると、
    ・急発進の恐れがある
    ・急に伝わってきた強い力を受け止めきれずにエンストする
    という理由があるからだそうです。

  • 発進の仕方
    当然ですが、
    エンジンをかけてアクセルを踏む、だけじゃないんだなぁと感じました。
    ①跨ったら、とりあえず右手でブレーキレバーを握っておく
    ②キーを回す(左手)
    ③クラッチレバーを握る(左手)
    ④エンジンボタンを押してエンジンをかける(右手元)
    ⑤後方確認後、ギアを1速に入れる(左足)
    ⑥右足を乗せて、ブレーキを離す(右手)
    ⑦アクセルを回す(右手)
    ⑧クラッチレバーを離す(左手)
    大体、こんな手順があるそうです。
    特に難しそうなのが、
    ⑧クラッチレバーを離す
    です。
    これは、指一本分…指二本分…というように
    徐々に離していかないといけないらしいのです。
    上の「クラッチの仕組み」でも書きましたが、
    ・急発進の恐れがある
    ・急に伝わってきた強い力を受け止めきれずにエンストする
    という理由があるからです。
    発進したら、徐々にクラッチレバーを離していきます。
    そうすると、車体が動き出す部分が出てきます。
    この時、クラッチを半分握っている状態のことを
    半クラ」と呼ぶそうです。

  • 停止の仕方
    前後輪のブレーキをかけて、
    クラッチを握り、
    ギアを1速まで落とします。
    これで停止するようですが、
    信号待ちの時とかなどはギアをNに入れておくと、
    クラッチレバーを握り続けていなくていいので
    ラクだそうです。

    停止の仕方については、まだ不明な点が多いです。
    どの段階でブレーキをかければいのか。
    アクセルグリップを戻すタイミングはいつなのか。
    エンジンがかかってない状態で車体を移動させる時
    ギアが入っていると後輪が回らないのでNに入れておくといいそうですが、
    停止の時と停車の時、ギアはどうしておけばいいのか。
    などの疑問があります。
    まあこれらは実際に教習所で説明を受けたり体感したりして得ていけばいいかなと思い、あまり調べていません。

  • エンジンブレーキ
    アクセルグリップを握っていない状態のことだそうです。
    ブレーキレバーを握ったりペダルを踏んだりするブレーキは、
    タイヤの回転を停止させるために
    タイヤに直接的に作用するブレーキだと思いますが、
    エンジンブレーキは、
    アクセルを入れないことで動力の発生をなくす
    というブレーキだそうです。
    アクセルを入れていないだけなので、
    余力でタイヤは回り続けています。
    それらを止めるためには、ブレーキレバーやペダルでの操作が必要なのだろう
    と認識しています。

  • クランクとは
    カタカナが続いていましたし、
    「クランクシャフト」など軸状の機械装置のことも「クランク」と呼ぶので
    バイクの装置のひとつかと思っていましたが、違いました。
    屈折した状態の道路のことで、
    教習所で練習できます。
    もちろん卒検のコースでもあります。
    直角に折れ曲がった狭い道で、
    右折と左折の練習をします。
    S字カーブは、屈曲した道路のことですが、
    こちらはすぐにイメージが湧きました。

  • 教習所での装備、服装
    女性ライダーさんにオススメの服、ブランドなどを見ているついでに、
    教習所での装備についても少し調べました。
    靴はつま先、かかと、くるぶしが守れるようなバイク専用のブーツがいいとか、
    雨風を凌げる上着、ひじ・すね当てなどのガードが内蔵されている上着やズボン、ヘルメットなど、
    色々調べました。

    私が通う教習所は、
    ヘルメットはフルフェイス、フェイスシールド付き、
    しかも色付き、遮光加工をしていないもの限定だそうで、
    受付センターのお姉さんに
    「持参OKだけど、もし規定に反するものだったら使えないし、荷物になるからレンタルをオススメする」
    と言われました。
    本当は自前のヘルメットを使用したいところですが、確かに規定に反していたらがっかりですし、
    オープンフェイス型のヘルメットの購入を考えているので、
    とりあえずレンタルにする予定です。
    しかし、私が見ていた動画の女性ライダーさんは教習所で、
    フェイスシールドNGだったそうです。
    教官さんに目元を見せないといけないとかなんとか。
    教習所によってそれぞれなんだなぁと思いました。

以上、私が昨日得た内容です。
まだ教習所に通っていませんし、
バイクどころか機械にまったく興味がない(知識もセンスもない)超初心者なので
自己解釈の部分もあると思いますが、
大体はこんな感じだと認識しています。

調べれば調べるほど、楽しみが増してきます!

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