【#60】ほぼ日刊オススメV音楽

少女レイ / HACHI .cover 

 本日1周年を迎えられたライブユニオンのHACHIさんがみきとPの『少女レイ』をカバー。
 有名な話ですが、少女レイはみきとPが『人間・失格~たとえば僕が死んだら』というドラマから着想を得た楽曲です。その中で自殺させてしまった好きなこの亡霊に悩まされるというストーリーがあるんですね。なので夏の爽やかな曲として歌うとちょっと曲の雰囲気とは違うんですね。
 HACHIさんのこれまでのソロの歌ってみたを振り返ると『花に亡霊』『贖罪』『ラプンツェル』『I beg you』『ゴーストルール』と見事に叶うことのない、手遅れになってしまった歌ばかりを歌っています。ここまで並んでいながら『少女レイ』がどんな歌か意識していないはずがないですよね。
 最初の笑い声から最後の信号音までHACHIさんの解釈が楽しめるカバーになっていますので、ぜひ。

flos - R Sound Design(Arrange ver.)/ 羽子田チカ

 羽子田チカさんがR Sound Designさんの『flos』のアレンジバージョンを公開。アレンジは宮橋さんが担当されています。
 flosといえばどこか冷たいイメージのある楽曲ですが、このアレンジはどこか暖かさを感じます。羽子田チカさんも様々な歌い方ができる方で、むしろ芯まで凍るような冷たさを表現するほうが得意な印象ですが、今回のカバーでは随所であえて柔らかい表現を選んでいるような気がします。その代わり、ジャジーなリズムでアクセントを粒立たせたり、スナップやカウントを入れることで緊張感を出しているのかなと思いました。概要欄には1年半前に一番のみをカバーしたものがありますので聴き比べてみるのも面白いかも知れません。
 

思い出がいっぱい - H2O cover【Reiwa Lofi Arrange】

 sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司さんがH2Oの『思い出がいっぱい』をLeiwa Lofi アレンジ。ちなみに今から37年前の1983年リリースの楽曲です。
 昭和の名曲を現代にアレンジ、と聴くとなんだかこう新しいポップな音に聴こえるようにするのかと思いきや、むしろ古さや質感はそのままLofiに持ってきたアレンジです。『無限のつながりで』の後の音や『想う時』の独特のハネがすごく好きです。知らない人も懐かしい人もぜひ聴いてみてください。


独り言

 周年の方が多くて、併せて大型の発表がたて続いていて中々忙しい平日ですが、いやめでたい報せが多いのは良いことです。天気が悪いので気分くらい明るくいたいですからね。

 今日は本編長めでしたのでこの辺にしましょう。
 また明日!!



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