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音楽を止めるなと皆が言う

 イベントの感想を書きます。この曲良かったよね、みたいな話は下のを見てね。 


 最初に、#音楽を止めるな3 を主催してくださったAZKiさん、ツラニミズさんやちるださんありがとうございました!! これほどコンセプトに忠実にそして真摯に実行される祭りがこの界隈にあることは本当に多くの人にとっての希望であるようにと思います。感謝。

音止めという場

 個人のチャンネルで上がっている動画と同じものが流れているのに「同時に多くの人が見ている」というシチュエーションの力か、チャット欄は盛り上がり、チャンネル登録者はAIが誤認するレベルで急激に伸びる……。と、言ってしまえば作品があるならば「出し得」の乗らなきゃ損企画『音楽を止めるな』。第一回の音止め以降、類似した企画は多いですが、主催の安心感と同時視聴者多数という点、そしてなにより2回の成功実績が多くのV、リスナーを引きつけてやみません。私もそのうちの一人。

 そんな音止めも回数を経るごとに変化も見られます。第二回より本格化した投稿者のYoutubeへの導線をチャットに貼り付ける、通称『ビーチフラッグ』は、アメノセイさんの意思を継いだサキュバスのリヤさんを先頭として幾多のフラッガーが誕生していました。また今回はMV制作に携わるクリエイターへの導線を貼るレオン・ゼロミヤ王子のような、タイプの広がりも見られましたね。

 変化といえばそもそも応募できる楽曲数は今回実は大幅に減っている(5→4曲に加えライブ映像枠がなくなっている)。にも関わらず楽曲数が約300曲増えているのには驚きですね。MVノンストップの間に挟まれるピックアップコーナーではVのオリジナル曲をAZKiさんがカバーしたスペシャルライブや第二回で盛り上がったVRChat勢、ENTAS LIVE、VirtuaREALをフューチャーした特集が新たに組まれていましたね。Vの音楽をたくさん浴びれるだけではなく、Youtube以外の『場』の紹介までこなす十全十美の企画ぶり。

 また、DJランダムがときおり見せる偶然とは思えないツナギを見れた時の興奮は個人的に一番の醍醐味。とうほぐからのMZMでつながったり、近いジャンルの曲が連続で流れていたりすると、『おいおい!!DJランダムやってんな!!』となり、そのうねりをみんなで感じるのがすごく楽しいですね。すごい一体感を感じる……。

襟を正して前を向く

 音止めを視聴していると『ヤマノケ』さんなるメタル系都市伝説vtuberに遭遇したことがあると思います。

 慣れた方なら『でたわね』などのコメントをするほど音止めで人気のV。私も最初は音止め2だったのでその印象だったんですが、音止めという場を離れて他の曲を聴いてみると、都市伝説やSCPがフックとなりメタルを聴こう!!という気構えなく聴ける点に気づきました。また、ヤマノケさん自身も音止めを楽しんでおり、音止め3前にはこんな曲を上げています。

 わりと本気で音止めOPとして機能しそう。ジャンルごとにOP作るならメタルはこれにしてほしい。ヲタクはもちろん楽しみだけどプレイヤー側もこんだけ楽しみにしている、ということが分かるとヲタクも嬉しい。さらに音止め後にも曲を投稿している。

  めちゃめちゃかっこよくないですか??????????????

  祭りが終わった後に次への決意を歌に込めて投稿しようっていう精神性がかっこいい。音止めの性質上、フォームを埋めさえすれば自分の曲が多くの人に見られる機会が得られます。もちろん曲を創る、という行為そのものが尊いことですが、全力で参加して、そのうえで得られた数字に満足することなく『襟を正して前を向く』の本当にかっこいいです。そういうのほんと好き。この音楽を止めるなが終着ではなく、新たなスタートになってる人、新しく見つけたとか前から知ってるとか関係なくこれからが楽しみになります。

登竜門としてのエンタス

エンタスやTAKUYAさんについての詳細や空気感は上の記事を読んで欲しいんですが、音止め同様に『チャンスと人に恵まれた場』という点でエンタスは絶好の場です。記事にも書いてありますが、TAKUYAさんは数字ではないポテンシャルをみてイベントにブッキングする、という点が本当にすごい。音止め後、それを体現するような発表が。

 音止めきっかけで注目を集めた潮成実さんがエンタスで行われるENTAS411に出演決定しました。
まだ音止めから一週間も経ってないんですが……。いや、経ってないことに意味があるんでしょうね。ここで潮さんも変に遠慮してチャンスを逃さなかったのもデカイですよね。ほんと握力、大事。

 今回の音止め3もそうなんですが、コンセプトや信念を曲げないのほんとにかっこいいですよね。このご時世なのでたくさん、たくさん悔しい思いをしている大人達がそれでも誰かのチャンスになれる場所を創るってなかなかできることじゃないですよ。TAKUYAさん、ツラニミズさんに対するリスペクトが止まらない。


おわりにヲタクは

 備忘録書いてたら真面目なnoteがぼこぼこ上がっててちょっと焦りましたが、ちゃんと書きたいことをこちらで書くことができてよかったです。

 書きたかったのは『場について』、『プレイヤーについて』、『場を提供している人について』。もちろんもっとたくさんのプレイヤーや人がいるんですが具体例や私がしっかり見れる範囲で書くとこんな感じになりました。

 もう一つ書くとすれば『ヲタクについて』なんですが、この点は備忘録や他のヲタクのnoteを読む方が良いと思います。いろんなヲタクがいろんな楽しみ方をしてます。私が個人的に4でやれたらな~と思うのはリヤさんのnoteでもちょっと書かれてた海外ニキ達とのコミュニケーションでしょうかね。ゴールデンタイムのズレやメインストリームの音楽ジャンルが違うことでノリが違うのが面白かったのでそこをもっと『おもしろいところ』としてピックアップしたいですね。

 次は年末、というような旨のツイートをツラニミズさんが寝言で呟いていたので期待しつつ、私も4月からほぼ毎日その日に投稿されたMVを紹介するnoteを書こうと思うので微力ながら盛り上げられたらな~と思います。そこら編の話はまた詳しく書こうと思います。それでは長くなりましたがこの辺で。ありがとうございました。

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