見出し画像

韓国地方都市留学のソウルにはないメリットを徹底解説!韓国留学を考えてる方必見!

アンニョンハセヨ!チョヌン イルボンサラム!

韓国留学っていうと基本的にソウルに留学するのが一般的って思われていますよね。

でも韓国にはソウル以外にも魅力的な都市がたくさんあります!

そんな私もソウルではなく韓国の地方都市に留学した一人です。

今回はそんな韓国の地方都市留学の魅力をご紹介します!

この記事は以下の方の役に立ちます!
・今後韓国留学をしたいと思っている方
・韓国のどの地域に留学するか迷っている方
・「韓国留学は絶対ソウルでしょ!」って思っている方


韓国地方留学のメリット

韓国の地方都市に留学するメリットは以下の通りです。

・現地の韓国人にチヤホヤされる
・日本人が少ないので韓国語漬けの生活を送れる
・韓国らしい雰囲気、街並みに囲まれて生活できる
・ソウルにも週末を利用すれば気軽に遊びに行ける
・地方都市も意外と発展してて便利!

地方都市留学にはこんなにたくさんのメリットがあるんですよ!
一つずつ紹介していきますね!

現地の韓国人にチヤホヤされる

ソウルには日本人が超たくさんいますが、地方都市となると日本人はかなり少ないです。

中国人はソウルでも地方都市でも関係なくたくさんいますが、日本人に限って言うと地方都市にはまだまだ少ないんですよね。

ただ地方都市の大学にも日本語を勉強していたり日本に興味がある韓国人はたくさんいます。

でも日本人がいないため日本語を使う機会もないし、日本人の友達や知り合いが作れないのです。

そのため地方都市に日本人が留学すると、その大学に存在しているだけで色々声をかけてもらえたり韓国人の友達を簡単に作ることができます!

これは韓国語の上達にとってもアドバンテージになります。

私は全羅北道の全州に留学していたのですが、大学に日本人が3人くらいしかいないにも関わらず日本語を勉強していたり日本が好きな学生がたくさんいたため超簡単に友達ができました。

日本語の通訳を探している方もいて向こうから私にアルバイトで通訳をやってくれないかと声をかけてもらったりもしました。

そしてなんと立候補も何もしてないのに全州の隣の益山市公認通訳要員に副市長から任命されました!笑

下記は益山市通訳要員任命式の記事のリンクです。

当時そこまで韓国語が上手ではなかった私がこういったチャンスを掴めたのも日本人がほとんどいない地域に留学したからだと思います。

ソウルだと日本人がたくさんいるため自分から積極的に行動していかないと韓国人の友達を作るのは難しかったりして、結局一緒にいて楽な日本人の友達とばかりつるむことになってしまう可能性がああると思います。

ソウルの名門大学である延世大学では留学生の7割が日本人と言われていてなんと中国人より多い!

もちろん地方都市でも自分から色々行動することは大切ですが、多少受け身の人でも簡単に韓国人の友達を作れると断言できるでしょう。

日本人が少ないので韓国語漬けの生活を送れる

これは地方都市に留学する一番のメリットと言えるでしょう。

地方都市の大学には日本人が少なく、いたとしても情報の少ない留学に来たばかりの時は会うことが難しかったりします。

またソウルの人とは違い、地方都市のお店の人などは英語が話せない場合が多いです。

なので嫌でも韓国語を話さないと生きていけない環境が地方都市にはあります。

韓国語力ゼロの状態で行くと少し苦労するかもしれませんが、毎日韓国語漬けの生活を送っていれば自然と韓国語は上達していきます!

韓国人は韓国語を話す外国人に優しいので怖がらずにどんどん話していきましょう!

韓国らしい雰囲気、街並みに囲まれて生活できる

韓国の地方都市はソウルに比べて韓国らしい街並みが今も残っています。

ソウルは大都市ですので東京と同じようにビルが立ち並び北村や市場などを除けば韓国らしさというのは他の地域に比べてあまりない印象です。

地方都市に留学して韓国の古き良き文化を感じながら生活してみるのも面白いと思います!

週末を利用すればソウルにも気軽に遊びに行ける

韓国の大きさは北海道と同じくらいしかありません。

そのためどこにいたとしても簡単にソウルまで行けてしまいます。

釜山はソウルから位置的には正反対にありますが飛行機で1時間もかからずに行けますしLCCを使えば往復8000円とかです。

KTX使えば2時間半なので頑張れば日帰りソウル旅行も可能です。

日帰りとはいかなくても土日を利用すれば十分ソウルを楽しむことができます!

他の都市も場所にもよりますがバスやKTXを利用すれば1~3時間程でソウルまで行けます。

韓国高速鉄道(KTX)

地方都市も意外と発展してて便利!

ソウル以外と聞くとなんか田舎なのかなとか不便なイメージがあるかもしれませんが決してそんなことはありません!

日本にも大阪、福岡、名古屋、札幌といった発展した都市がたくさんあるのと同じで韓国の地方都市もかなり発展してます。

大きなデパート、クラブ(踊る方の)、カラオケ、居酒屋、カフェ、ネットカフェなどなど何でも揃ってますし、規模の違いはあるもののソウルにあって地方都市にないものなんてそんなにありません!

新村とか明洞みたいな規模と華やかさが好きならソウルがいいとは思いますが、地方都市にも遊び場やショッピングに必要な場所はひと通り揃ってますよ。

地方都市はソウルより物価も安いのでショッピングはむしろお得だったりします。

韓国の地方都市

京畿道/경기도

京畿道(キョンギド)は韓国の北西に位置する行政区域で、仁川水原などが代表的な都市です。

ソウルを取り囲むように位置しているのが京畿道です!

京畿道はソウルに近いので京畿道に留学すると週末を利用して日帰りでソウルに気軽に遊びに行くこともできます。

また京畿道の龍仁市には韓国最大級のテーマパークであるエバーランドもあります。

京畿道で使われる韓国語はほぼ標準語なので方言を覚えてしまうのではといった心配も無用です。

京畿道の代表的な大学
・仁荷大学校(仁川)
・水原大学校(水原)

水原華城の街並み

全羅道 / 전라도

全羅道(チョルラド)は韓国の南西に位置する行政区域です。

全羅道は南北二つに分類され、北は全羅北道、南は全羅南道に分かれています。

都市としては全羅北道では全州(チョンジュ)、全羅南道では光州(クァンジュ)が有名で大きな街です。

食の都と呼ばれビビンバの発祥地でもある全州は日本でいうと鎌倉に例えられるような街で、韓屋村(ハノンマウル)などの伝統家屋が並ぶ観光地があります。

都市部にはない韓国っぽさを生活の中で感じたい方は全州への留学がオススメです。

そんな私も全州にある全北大学校に交換留学しました。

全州がある全羅北道ではお年寄りなどを除いて若い人たちは基本的に標準語を話すのですが、光州などの全羅南道では若い人もゴリゴリの全羅道方言で話すことが多いです。

全羅道方言は韓国では田舎っぽいと思われていますがフレンドリーな感じに聞こえる魅力的な方言ですし、また全羅南道の人たちは特に親切で優しい方が多いと思います。

ただ標準語を学びたいという方は全州市などの全羅北道に留学するのをオススメします。

光州がある全羅南道には務安国際空港があり日本からもフライトがるので光州などには交通アクセスが良好なのですが、全州など全羅北道に行くには近くに国際空港がないため、仁川空港や金浦空港に渡航しバスかKTXで全州に行くのがベストです。

ソウルから全州までバスで約3時間半、KTXで約2時間ほどで行くことができます。

全羅道の代表的な大学
・全北大学校(全州市)
・全南大学校(光州市)
・朝鮮大学校(光州市)

全州の韓屋村

慶尚道 / 경상도

慶尚道(キョンサンド)は韓国の東南部に位置する行政区域です。

慶尚道の南側、慶尚南道には韓国第二の都市である釜山(プサン)蔚山(ウルサン)があり、北側の慶尚北道には大邱(テグ)などがあります。

釜山はソウルほどではありませんが日本人も多く、植民地時代の名残で街並みも日本に似ているところが多いです。

港町なので海鮮などが美味しく、海雲台ビーチは韓国の中でもトップクラスにキレイなビーチです!

慶尚道といえば何と言っても慶尚道方言ですね。

慶尚道方言は日本でいうと関西弁みたいな感じです。

関西弁の中に大阪弁、京都弁などがあるように慶尚道方言といっても釜山方言、大邱方言など様々です。

釜山など慶尚道に留学したら若い人もみんな方言で話すので、高確率で自分の韓国語が慶尚道方言になります笑

語学堂の授業ではもちろん標準語を学びますが、韓国人などネイティブが受ける学部の授業では教授も慶尚道方言で話すことが多いです。

でも外国人が慶尚道方言を話したら韓国人ウケが良いので人気者になれるかもしれませんよ笑

釜山や大邱へは日本からも直行便があるので渡航も余裕です!

慶尚道の代表的な大学
・釜山大学校(釜山市)
・釜慶大学校(釜山市)
・釜山外国語大学校(釜山市)
・東亜大学校(釜山市)

・東義大学校(釜山市)
・蔚山大学校(蔚山市)
・慶北大学校(大邱市)
・大邱大学校(大邱市)

釜山の海雲台ビーチ

忠清道 / 충청도

忠清道(チュンチョンド)は韓国の真ん中にある行政区域で京畿道と全羅道に挟まれたところにあります。

忠清道で一番大きい都市は大田(テジョン)です。

韓国のゾンビ映画「釜山行」でゾンビから逃げるためにKTXで釜山に行く途中で下車したのがこの大田でした。

地方都市ではありますが方言もあまりないので地方都市で勉強したいけど標準語が学びたいという方にピッタリです。

忠清道の代表的な大学
・忠南大学校(大田市)
・韓国科学技術院(大田市)

韓国科学技術院は別名KAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology)と呼ばれ、普通の大学とは少し違い、高度科学技術人材を育成するために作られた理系専門の国立大学です。

韓国の東大と呼ばれるソウル国立大学と同じくらいのレベルで韓国の超天才たちがこのKAISTで学んでいます。

KAISTも日本から留学することができますが、理系専門の大学なので語学留学や文系の学生の留学先としてはあまり適さないかもしれません。

江原道 / 강원도

江原道(カンウォンド)は韓国の北東に位置する行政区域で京畿道の右側にあります。

江原道は一言でいうと寒い!日本でいう北海道みたいな感じだと思います。

ただ自然がたくさんありキレイな風景を楽しむことができます。

冬のソナタのロケ地になった春川(チュンチョン)はこの江原道にあり、江原道の中ではこの春川が一番大きい都市になります。

ただ春川は人口約30万人ほどと先ほど紹介した釜山、大邱、光州、全州、大田などに比べるとかなり小さい街です。

静かな環境でのんびり自然を楽しみながら勉強したい方はこの春川での留学をオススメします!

江原道の代表的な大学
・江原大学校(春川市)

済州島 / 제주도

韓国の沖縄こと済州島(チェジュ島)!

韓国本土から海を経て南に行ったところにある島です。

韓国有数のミカンの生産地でグルメもたくさんあります。

リゾート地のイメージがありますが意外と済州島も発展しているので留学生活で不便になることはないでしょう。

韓国最大のリゾート地でのんびり留学生活を送るのは一生の思い出になること間違いなし!

済州島の代表的な大学
・済州大学校(済州市)

済州には歩きやすい緩やかな山が多くあり週末にトレッキングしたいですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

韓国留学はソウル以外の地方都市にもたくさんの魅力があることがお分かり頂けたのではないでしょうか。

私の大学内で私と同時期に韓国に交換留学に行った人たちは30名ほどいましたが、私以外の29名は全員ソウルでした。

その時「あれ、やっぱり間違った選択だったのかな?」って少し思いましたが、留学後は全く後悔してませんしむしろ全州に留学して本当に良かったと思っています!

もちろんソウルにはソウルの魅力がたくさんありますが、最初からソウルだけに絞ってしまうのではなく様々な選択肢の中から色々考えたうえで一番自分の希望に合った場所に留学するのがベストだと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?