AWS名前は知ってるけど、何をやっているかは知らない
兄弟でPodcast「接客業兄とプログラマー弟の長電話」をやっています。プログラマーになりたい兄がプログラマーの弟にゆるく技術のあれこれを語る企画です。
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AWSってよく聞くけど何
兄:最近AWSってワードをニュースで良く見るようになったのよ。少し前までAmazonってECの会社ですよねってイメージだったのに。
弟:あー、本屋さんだと思ってたんだ。
兄:いや、さすがに本屋だとは思ってないけどw なんかクラウドサービスをやっていて、政府が買うとか、大企業が買うとか報道されてるじゃないですか。プラスで個人も勉強して資格をとるとかどうのこうのよく聞くからさ。何なのかなって思って。
弟:そうなんだ。一応そういう意味で行くと僕は資格とってる。
「AWS」ってものが売ってるわけじゃない
弟:AWSって商品があるわけじゃないのよ。
兄:GoogleがmailもやってればMapもやってるような感じ?
弟:うん、まあそんな感じ。クラウドコンピューティングってジャンルなんだけど。
クラウドコンピューティングの何が便利なの?
兄:逆にAWSが無いとどうなるの?
弟:オンプレミスって言って、自分で物理的にサーバーを用意したり、メンテナンスをしたりセキュリティ対策をしたりしなきゃいけなくなる。AWSはAmazonが世界中にサーバーを持ってるからそれを貸してくれて、買った人がアクセスできるってわけ。
兄:Amazonは場所を貸してやってるってことか。
弟:自分でセキュリティ対策とか考えなくて良くて、お金だけ払っとけば良いって言うのは結構メリットだと思うよ。
どうして自社でサーバーを用意しないの?
兄:AWSに頼んだ方が楽だっていうのは分かったけど、けっこう大企業とかも使ってるでしょ。大企業だったら優秀なエンジニアがそういうのも運用できそうだけど。
弟:オンプレミスでやるっていうのは、技術的難易度だけじゃないんだよ。例えばさ、テレビ番組を放送するようなサービスを作ったとするでしょ。
兄:うん。
弟:で、年末だけいつも10倍アクセスが来るから10倍サーバーを用意しないといけないとする。
兄:うん。
弟:その年1回のために普段使わない10倍のサーバーを持っておかないといけないのは大変じゃん。そういう感じ。4年に1回のワールドカップみたいなケースもあると思うしね。AWSだったら、その辺柔軟に共有できるよって話。
兄:あー、所有するよりレンタカーとかカーシェアで良いよみたいな。
弟:そんな感じ。契約の仕方によって、アクセスの量に応じて容量を増やしたり減らしたりってプランもあるし、ゲームのリリースの瞬間だけ容量を増やすみたいな契約もある。
なぜエンジニアはAWSの勉強をするの?
兄:何でエンジニアの弟がAWSの勉強するの? 接客業で例えるとさ、小売りの人が不動産の知識必ずしもいらないじゃん。
弟:うーん、僕もそこはいらないなあと思って勉強してた。
兄:www
弟:お金の支払いの部分についてはいらないなあと思って勉強してたけど、AWSの仕組みの部分は知識として仕事に必要だよ
▼その他、Podcastで話したこと
クラッシュ・ロワイヤルが好きな弟/効果音と絵がかわいい/けっこう古いゲームを最近はじめた/「転職兄弟」なんか違う/アマゾンってお買い物の会社でしょ/政府がAWSと契約?よく新聞でみる/クラウドコンピューティングサービスとは/対義がオンプレミス環境/AWSはテナントみたいな感じ?/サーバーをシェアできるのが最大のメリット/サービススタッフには不動産の知識はいらないよ…?/AWS、あんまりワクワクしない/専門の用語が多すぎる/POSシステムとAWSの比較
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