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メビウスの輪

西洋での循環を表すもの。
輪の途中から表が裏になり、裏が表になる。
表をなぞってたのに、いつのまにか裏をなぞってる。
裏をなぞってたつもりが、いつの間にか表に???
裏と表の境目がなくなり、どちらが裏なのか表なのか?分からなくなる。

表と裏を途切れる事なくグルグルグルグルと回れる。
陰と陽がグラデーションの様に割合を変えて巡っているのと似てる。

東洋の太極図があるけど、立体版?

日本でも白隠禅師が帯の端を捻ってくっつけた絵を描いてた。
ご丁寧に帯に書いてる文字も反転してる。

陰と陽やと考えるの難しいけど、裏と表ならイメージ湧きやすくなる。

一本の帯の端を捻って引っ付けると裏と表がくっつく。
そして、裏と表の境目が分からなくなる。

1つの事にたくさんの面がある。
たくさんの見方、解釈の仕方がある。
一枚の紙なら裏と表。
裏と表は切り離せない。
もし、切り離しても紙が2枚になりらそれぞれに裏と表ができるだけ。

その紙をサイコロの展開図を書いて、ハサミで切ってサイコロを作る。
その1つのサイコロも6面ある。
ある人からは1に見え、別の人からは6に見える。
だから別々のものかと思いきや、1つのサイコロ。
ってのをイメージしてたらハッとした。
サイコロにしたら6面あるけど紙の片面だけ。
裏面はサイコロの内側の見えないところにある。
その裏面が表面を支えてる。
サイコロの中の空間がサイコロを支えてる。
見えない部分、陰が表に見える陽を支えてる。
裏と表とはっきりと境目が分かってても切り離せないんやなと思った。
陽があるために陰が支えてるんやなと。

表に見える部分、見えない陰が支えてるんやなと。
見えないけど裏で支えてる何があるんやなと。
支えてるものがなければ、存在しえないんやなと。

面白いですね。

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