離為火→火水未済
離為火
火がつく、と言うように火は何かにつく事で燃える。
何につく、従うのかが大事。
また火が2つあり激しく燃えるので控えめにする事も大切。
火水未済
上に陽の火がありさらに上にいき、下の水は陰でさらに下にいき陰陽交わらない。
なので不完全、未完成。陰陽の位置も全て逆で不正。
易経64番目最後の卦なのに、不完全、未完成になり終わる。
63番目で完璧になり、完璧になるからこそ、一段レベルが上の事が分かるようになり、レベルが上がればまだ未完成、不完全なのに気づく。
上の段階から見たらまだ足りてない所があるので不完全、未完成になり、また1番目からその足らないところを改善していく。
循環が止まらない。
止まる事はない。
離為火の火がついて燃えるけど、何につくかが大事、から、火水未済の不完全、未完成。
どうゆう事???
離為火の下卦の火
山、地、雷でできてる。
真ん中の陰について上下の陽が燃える形なので、真ん中の地について山と雷が燃えてる。
山のように動かない信念と雷のように激しく動きコロコロ変わる気持ちの両面を真ん中の土が受け止めてる。
平常心?
落ち着いた心??
上の卦の火は水、火、雷でできてる。
陥れる水、燃える火、激しい雷と上の卦は結構物騒かも。
炎の下は温度低いけど、上に行けばいくほど熱くなる。
火をつけたい場合は激しさが必要かも知れないけど、燃えるとなくなってしまう。
離。
程よいと料理したり金属を加工したりと変化させて役に立てるけど、熱すぎると焦がしてしまうし、ドロドロに溶かしまって用を成さないようしてしまう。
火水未済の下の卦の水は風、雷、火でできてる。
離為火の下の卦には真ん中に地があり受け止めてもらい安定して燃える事ができていた。
でも、地が激しく動く雷になってしまい、上下も動きのある風、燃える火と受け止めるものがなくなり制御の効かなくなった火になってる。
蝋燭とか火がつく芯があるので安定して燃える事ができる。
芯がないのは火事とかで燃え広がりアチコチを燃やしてしまう制御できない火になってしまう。
そんな状態に変わってしまってる。
平常心を保てなくなり、取り乱してしまってる?
火から水、陥れる危険という卦に変わってしまってる。
上の卦の火は同じやけど真ん中の火が沢になってる。
こちらは火のつく芯が変わってる。
沢は欠点とか欠けてるという意味。
沢、兌ならば悦、喜ぶの意もあったりする。
欠点とか自分の喜び、欲?について燃えてしまうと水で危険やし、雷で激しくなり過ぎてしまうのかも知れない。
火、芯について燃えているとコントロールできて役に立つ事ができる。
ただ上に行けばいくほど温度も上がり激しさを増して危険にはなる。
欠点とか欲に火がつくと制御が効かなくなり大変なのかも。
不完全になってしまい役に立たなくなってしまう。
欠点に火がつくと、言い訳とか逆ギレとか、自分を貶めた相手にやり返したり、自分はダメな奴やと自分を責めてしまったりと良くない。
欲に火がついても、もっともっとと際限なく追い求めてしまう。
自分も周りも見えなくなってしまい危険。
自分の欲を満たすためだけで人が、周りがどうなってようと見えなくなってしまう。
火、何について燃えるのかが非常に重要。
安定してコントロールできれば、平常心を保てて色んな事の役に立っていける。
欠点や欲に火がついてしまうとアチコチに燃え広がり手がつけられなくなる。
平常心を失い、自分も周りも分からなくなってしまう。
冷静に見る事ができなくなってしまう。
火の扱い、気をつけましょうね。
なんちゃって。
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