見出し画像

IMAXとKINGDAM

IMAX上映で「KINGDAM-大将軍の帰還」を観てきました。

IMAXのシアターで、映画を見たのは初めてでした。まず、スクリーンが、めいっぱい広くて、壮大で、かっこよいです。

普段の映画のスクリーンは、広告が終わると画面のサイドが少し中心に近づいてきて、画面サイズが狭くなってから、上映がはじまりますが、IMAXはフルスクリーンでした。

音響も音の焦点を全面、側面、背面と調節できる機能があるようで、迫り来る臨場感や、遠ざかっていく雰囲気を繊細に感じることができました。

映画だけではなくて、サッカー⚽️を観戦しても楽しいだろうなぁと、そんなことが可能なのかは分かりませんが、ワクワクしました。

KINGDAMは、まさにIMAXと相性の良い双方向に魅力が増す映画で、久しぶりにエンターテイメントを存分に味わうことができました。1作目の映画から、KINGDAMに出会い、原作の漫画やアニメは見たことがないので、漫画やアニメを知っている方は、また違った印象を持って、映画を観ておられるのでしょう。いろいろな出会い方、鑑賞の仕方、受ける印象があるのは、面白いですね。

それぞれの登場人物の今後がどうなるのか、ストリーの続きがとても気になり、詳しい方に教えてもらいたいなぁとなりました。感想を共有できることもエンタメの醍醐味ですね。

さて、KINGDAMは、秦の中華統一という史実を基盤に、オリジナルのストーリーが展開されていますが、大将軍の帰還を観ていて、戦とは、本当にこんな様子だったのかなぁと思いを馳せてしまいます。何十万の兵と兵が争い、策が講じられ、策の中でたくさんの兵が刹那的に命を落としていく。戦全体の中で、各々の歩兵や騎馬兵、将軍の死の持つ意味、果たした役割と、その後への影響の大小はさまざまですが、中華に限らず、西洋、日本、各国も、このような経過のもと、今があるのでしょう。それを思うと、当たり前として認識してきた史実が、非常に尊く思えてきます。

また、王騎将軍や、秦の敵国の将軍、軍師、が戦の戦法を考える、よむ様子も印象的でした。
戦というものは、スポーツもそうですが、スキルや強さ、チームワークだけではなく、戦法が大きな流れをつくり、鍵をにぎるものなのですね。

都度都度、たくさんの死者を出して学ぶ訳にはいかないので、チェス♟️や将棋、囲碁などが生まれて、模擬的に、戦法を洗練させていったのかなぁと想像してみましたが、本当はどちらが先なのでしょうか。
チェス♟️や将棋はやっぱり、後からうまれたものなのかなぁ...。

いろいろとインスピレーションや思考が刺激される映画鑑賞でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?