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空の写真付けときゃエモくなる

 約3年前に投稿した文に、時たまスキがつくことがある。忘れかけた頃にひょいっと来る通知のメール。
 ありがたいな〜と思う気持ちと、共感してくれる人がいることに嬉しい気持ちと、見つかってちょっと恥ずかしいって気持ち。
 当時、新卒で入った仕事を半年ぐらいで辞めて鬱々としてた自分を整理したくて、なんとなしに書いてみた文。通知が来るたびに読み返してみると、そういえばこんなこともあったなと思えるぐらいには、今割と元気に生きてる。仕事も見つかって、何とか辞めずに丸2年とちょっとが過ぎた。よく頑張ったね、約3年前の私。褒めちゃう。時々でかいミスして落ち込むこともあるけど、前よりも引きずることがなくなった。切り替えの天才になったのかもしれない。
 最近のと言うか、再就職してからの私といえば、朝起きて(毎朝ギリギリ起床で家のこと手伝わなくてごめんねお母ちゃん)、仕事行って、帰ってきて、たまーーーに運動して、猫に嫌がられながらも可愛い可愛いして、好きなことして、寝て、また起きて仕事。休みの日は、友だちや彼氏と出掛けるか、起きてから寝るまでパジャマで過ごすか。
 これがもし映画なら、レビューはコメントするために仕方なしに付けられた☆1と「つまらない」で溢れると思う。実際、私もたまに「おもんないなー」と思うし。
 SNSを開くと、やれ入籍だの出産だの旅行だの高級そうな料理だの推し活だので溢れててキラッキラのキラッッキラ。みんな充実してそう。「おもんないなー」なんて思ったことも無さそうなぐらい、日々を謳歌してるように感じる。
 でもこれって、卑屈な私による他者への勝手なイメージに過ぎないのよね。この前沖縄に行ってたあの子も、この前入籍報告したあの子も、みんなそれぞれの悩みがあるだろうし。もしかしたら、誰かから見た私の何の変哲もない日常はキラキラしたものかもしれないし。そもそも、人生なんて比べるもんでもないし、評価したりされるもんでもない。レビューなんて存在しない。
 なんか話のスケールでかくなってきたな…。
 まあ、何が言いたいかって言うと、私の人生って映画は、監督・原案・原作・脚本・演出・主演はぜーーんぶ私ってことで。SNSなんてちっぽけな劇場じゃ収まりきらんということで!


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