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百瀬さんのこと その十二

待望のピストルを入手。

百瀬さんの『用心棒日月抄』。
※生前の百瀬さんにしたインタビューのデータをもとにして原稿を書いています。

赤坂の夜の世界で、一目おかれる顔役になった百瀬さんが、
用心棒という商売柄、絶対に必要だと思い始めたのがピストル。
アラビア石油の重役に招かれて、クウェートに旅行。
念願のピストルを手に入れたのが昭和38年の始め。
それがどうして、最終的に二百丁以上の拳銃を密輸入する〝売人〟になって
警察におわれることになっていったのか。今回はその話。

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