3月23日

 砂の女を読み終わり、yogiboでだらだらしていたら、17:30起きとかになってしまう。健康的な人間、健康的な生活、生産的な活動。それらは自分にとって相当な無理をしなければ手に入れられないキラキラワーズだ。
 にしても安部公房はすごい。この年で初読であったことを、恥じるというより後悔させられる。圧倒的にミニマルで美しいフィクションの手触り。巧みさ、流麗さをこれでもかと感じさせられた。