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利口に生きられない愚か者

利口に生きてると、時に歯痒く、もどかしく、喉の奥で物が詰まるような気持ち悪い感覚に襲われる事がある。


いい人というのは【誰かにとって『都合のいい』人】だと聞いたことがある。


全くその通りだと聞いたとき呆れ笑った覚えがある。
まるで自分の事かとしみじみ思わざる得なかった。

誰かの顔色を伺って
誰かが不快にならないよう立ち回って


利口で
聞き分けよく
可もなく不可もなく
誰にでも都合良く生きてると

時々何もかも捨てたくなる衝動に駆られる。


このまま全てを捨ててしまった方が楽になれる。

どうせ私は居ようと居まいと何も変わらない。

求められない存在なら
必要とされてないのなら
後回しにされてもいいと思われているなら

何処に生きてる理由があるのだろうか?


はいはい。悲劇のヒロインね。
本当は思ってないのにそんな事書き並べて、まるで自分は可哀想だと慰めてほしいんでしょ?


生きる理由がない
だけど死ぬ理由もない
ただどうしようもなく生きていたくない時もある。


どこが利口なものか。

誰よりも不器用で不格好そのものじゃないか。


誰かの顔色ばかり気にして、
自分のやりたい事も出来ず藻掻いてばかりでいて苦しいなら

全て捨ててしまえばいい。


要らないのだろう?
必要ないから捨てたいのだろう?

気にするな。捨てたところで何も困らないから。


利口に生きるな。
飲み込めないものは出してしまえ。

常識も周りの目も世間も、誰も貴方を助けてくれるわけじゃない。

生温い泥にいつまでも泥濘んでいたって何も始まらない。


手にしたいものがあるなら是が非でも取りに行け。

自分の人生自分で生きて何が悪い。

都合のいい人は利用されるだけ。
巫山戯るな。

利用されるなら逆に利用してしまえばいい。


自分の人生
誰の物でもない
あなた自身の人生だ


生きたいように生きてやれ



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