見出し画像

演奏会開演5分前ペグ事件

北海道釧路市の向折戸秀です。
タイトルの通りですが、演奏会開演直前に事件が起こりました。
2021年10月17日(日)に札幌コンサートホール「Kitara」小ホールで札幌プレクトラム・アンサンブル第82回定期演奏会が行われました。私はローネトップとして、去年のアドベントカレンダーで書かせていただいたヘッダー画像のモンチーノのフラットローネで参加しました。

しかし、見ての通りメンテナンスが行き届いていなく色々不安なところはありましたが、音は良かったので気にせず練習していました。
まあでもやはり演奏会に向けて練習しているうちにボロが出てきました。A線のペグが耐えきれなくなり、空回りしてチューニングができなくなってしまいました。なので一旦所有者にお返しして修理してもらい無事に使えるようになりました。

画像1

迎えた演奏会当日。
リハーサルを終えて気合十分で10月2回目の本番を待っていました。(あ、ちなみに今年10月は3回本番がありました。全部楽器違ってたけど😅)
そして、いよいよ開演5分前!ステージ袖に集まり最後のチューニングの確認をしていたら、バキッと嫌な音がしたました……
確認したら修理してもらったA線のペグが壊れて空回り。どうやら新品のペグではなく、なんならローネ用のものでもなかったらしいです。
チューニングもできなくなってしまったので急いで弦を外して他の弦をチューニング。
札幌プレクトラムアンサンブルの会長が「間に合わなかったら開演遅らせるよ!」と言ってくださりローネ所有者の方も手伝って下さり何とかA線単弦ローネでステージにのることが出来ました!
ペグは外せなくて演奏したらガチャガチャ言ってましたが……。

事件後の演奏会1曲目の動画ご覧下さい。

最後に、楽器のメンテナンスや修理は日頃からきちんと行ってしっかりと修理を行ってくれるところで修理するべきだと改めて感じた大事件でした。皆さんもお気をつけて。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?