学生最後の1ヶ月
九日目。危ない。いつもは朝に書いているが、旅行中ということもあり忘れてしまいそうだった。
しかし、書くことをふと思い出すことができ、どうにか継続が出来る。
今日は、彼女の地元へ旅行の日である。1週間前にも会っているが、いつもは東京で会っていたので、彼女の地元で彼女に会うのは何だか変な気がする。
それと、一人でビジネスホテルに泊まるという初体験が待っているのでそれもとても楽しみである。
さて、お金が無いので新幹線ではなく高速バスで、お尻を痛めながら彼女の地元へと到着することができた。特にやることはないが、一緒にご飯を食べて他愛も無い話をして盛り上がった。
夕食を終え、楽しみにしていた一人ホテルに、少しばかりのアルコールを買って行った。ホテルの部屋は案外綺麗で、一人にはもったいない広さだった。
加えて、私の中でポイントが高いのは、加湿器があるかどうかである。私は寝る時に口で呼吸してしまうので喉が弱い。だから、寝るときの加湿器は必須なのだが、今回泊まったホテルの加湿器は今までで1、2を争う水蒸気の勢いで、思わず動画を撮ってしまった。
この量の水蒸気があればどうにか夜を越せそうだ。
そして、一人で晩酌を開始した。普段実家暮らしの私は、全ての行動を自分で決められるこの一人生活がとても幸せに感じた。
だが、きっともっと本格的に一人暮らしをするとなると親への有り難みを感じることも同時に理解することができた。
そんなこんなで、彼女に会えたことと一人ホテルの快適さに幸せを感じた九日目であった。
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