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萌えきのこ図鑑No.4 キツネノタイマツ

学名 Mutinus bambusinus スッポンタケ科
竹林や公園、道端の草地などに生えるスッポンタケ科のきのこで、
傘についている黒褐色のグレバから悪臭を放ちハエや虫を集める。
© 東京きのこ同好会ホームページより

このきのこに会ったのは里山ではなく近所の森林公園。
つつじの植木の元にひときわ目立つ赤い棒状のモノ
20~30cmはあり、はじめはヒガンバナかと思い近づいたらなんときのこ
そして漂う悪臭(生ごみや下水のような匂いがした)
憧れの サンコタケ かなと思いながら写真を撮り自宅で調べると
「きつねの」シリーズである「キツネノタイマツ」

先端の褐色の粘液【グレバ】がくさい

キツネノタイマツ、キツネノロウソク、キツネノエフデ
とそっくりな3兄弟がいるそうで
見分け方は↓

珍獣様の博物誌より

撮影した画像を拡大すると、たしかに傘がある!

矢印がきのこっぽくなってしまってわかりにくい

ちなみに「ロウソク」とか「エフデ」というのは男性器をあらわす言葉のようで、近くの里山にもいくつかの「ロウソク岩」の別名が「男岩」であることを思い出した。

成長が早く、一日で成熟し、また一日で萎えてしまうそう
お元気な姿や幼菌(卵型)をみたかったな。。。
この状態を見てこれがきのこだとわかる人は間違いなくきのこ萌え

幼菌から老菌まで短い期間で儚くも強烈な印象を残す萌えきのこ

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