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七夕のきのこ観察会


佐野市のこの日の予想最高気温は37℃、前日に急遽スタートを1時間早めてもらいました

去年から始めた、仲間ときのこを愛でながら歩く会(撮り菌さんぽ)
今年は大変ありがたいことに、YAMAPで繋がっている、とある専門家の方(K先生)にご案内をいただけることに!!

仲間の一部に声をかけるとあっという間に複数名の参加希望があり、当日は先生を入れて10名での観察会となりました。
数日間暑い日が続いていたけど前日の夕方に雨が降り、きのこに期待が。。。

お集まりいただきありがとうございます

公園内に足を踏み入れると遊歩道脇にすでに複数のきのこが見れられる

チンアナゴみたい!という声が


クロアシボソノボリリュウタケ


シロチャヒラタケ
ヒナアンズタケ
小さいきのこによくあるヒメ~、ヒナ~という名前の違いは
名付けた先生の好みだそうです(笑)
こういうお話も聞けて面白い

あった!ここにも!となり、なかなか歩みが進まない。K先生もあちこちに呼ばれお忙しそう。
最初は見つけられなかった方もだんだん「きのこ目」になってくるのか、どんどん見つかる。

これは粘菌(変形菌)ツノホコリ
amazonで購入のマイクロスコープを持参
先生も喜んでくださった
オチバタケの美しい菌糸
撮る
触る
(変形菌のムラサキホコリ)
嗅ぐ(ニオイコベニタケ 腐敗していたため強烈なにおい)
ハリガネオチバタケ
ムラサキヤマドリタケ
ミドリニガイグチ
イグチやヤマドリタケは普段見分けることができないので
とても勉強になります。
ガンタケ
傘を傷つけると後に青く変色
キツネノハナガサ
繊細ではかないきのこ
大きく開いたタマゴタケがみつかり大撮影会が始まる
ヒメツチグリ
こちらはヒメですね

そして念願の・・・

クモタケ(冬虫夏草)を先生が見つけてくださる

参加者の一部が冬虫夏草を見てみたいと言っていたので、これは大収穫。しかも近辺にいくつも生えている。
通りすがりの方々に「なにがあるのですか?」と何度も聞かれる。

マイクロスコープで
分解者としてではなく、高い殺傷能力を持つきのこ

K先生は何を聞いてもちょっとしたエピソードを交えて楽しく答えてくださって、わたしを含め参加者の好奇心はみるみる満たされました。そして知れば知るほどもっときのこのことを知りたいと思えてくるのです。
これが沼なんでしょうね。
たくさんの胞子を吸い込んでわたしの体内の菌糸も密になったかな?
K先生、参加者の皆さまありがとうございました。


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