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ボーイ・ミーツ・スーパーボーイ

運命は急に動き出す。同じ1日だよーみたいな顔して、近づいてくるのに、後で見た時にとんでもないターニングポイントだった1日を、運命は突然に演出していたりする。気まぐれ権力者。こっちの身にもなってくれよ。そいつの前で、僕らは、今日と同じような1日を過ごそうとしていると大目玉を食らう。

例えば、あの日はそんな日だった。カイノスさんとの出会い、球作さんとの出会い。まさか、あの日に、こんなにも別れが辛くなるほどの先輩と出会えるとは思ってもみなかった。

ネタ見せで初めてカイノスさんに、球作さんにお会いした。3年先輩のカイノスさん。その後、球作さんが主催するライブにゲストとして出させて頂いた。同期ライブにゲストとして出て頂いた。白れんが初めてのMCを球作さんの目の前で経験した。カイノスさんたちの同期ライブにゲストとして出させて頂いた。無礼が過ぎたらしく、カイノスさんの自主ラジオで叱責を頂いた。ライブ終わりにご飯に誘っていただいたが、先約があってお断りした×2。球作さんの主催するライブのお手伝いをした。その途中で球作さんと肩を組んで写真を撮った。ライブ終わりにご飯に連れて行って頂いた。熱いお話をしてくれた。そして、今日カイノスさんは解散し、球作さんはお笑いを引退する。また今日、運命は急に動きやがった。

カイノスさんが、ライブに出してくれたおかげでTwitterのフォロワーが増えた。僕らに声をかけてくれる人が増えた。僕らはカイノスさんの真似をして、YouTubeでラジオをやったり、企画をやったり、noteを始めてみたり、ライブを主催してみたりした。凄い人たちだ。スキルもありえないほど高く、ばっちばちにネタが面白い。ラジオもネタもまだまだ観たい。最高なのだ…優しくて、面白くて、熱くて…最強なのだ…今、どれだけろきちゃんが球作色に染まっているかを、運命は軽くみている。まだ、学ばなきゃいけないことがあるんだ。ダメ出しして欲しいネタとかいっぱいあった。

そんなろきちゃんを、それでもと強引に球作さんから引き離そうとするなら、ろきちゃんは運命を地獄のように恨むだろう。でも、そこまで運命の力を信じるとするなら、球作さんと出会えたことこそが、運命だ。ろきちゃんは、運命の作用による球作さんとの別れを恨むよりも、球作さんと出会えたことに死ぬほど感謝しなきゃいけない。球作さんとの出会いに感謝。最高の出会いだ。出会えてよかった。ろきちゃんは恵まれている。ホントに。もう少しだけ、この出会いは美談にしたい。ボーイ・ミーツ・スーパーボーイ。

球作さんは松本のツッコミが好きらしい。ネタでツッコミを担当しているろきちゃんではなく、舞台でないところで、失礼と履き違えた変な返しをしている松本のツッコミが好きらしいです。僕は球作さんにツッコミを褒められたことがない。今のところは。こっからだ。背負っていきます。今は偉大な先輩と良い意味で失礼な後輩の関係だけど、テレビの前で待っていてください。

「球作さんお疲れ様でした!ありがとうございました!球作さんの次の人生の章が最高の幸せになりますように!」

ろきちゃんは、こんなありふれた言葉でしか感謝を伝えられない。でもここには球作さんとろきちゃんだけが共有している思い出が反映されている。唯一無二のありふれた言葉です。球作さん、本当にありがとうございました。次の人生もがんばろきちゃん!また、会ってください

絶対に忘れません。バラクーダで白れんがのネタ終わり、舞台袖で球作さんが親指を立てていた、あの姿。

P.S 結婚祝い使って下さい。結構したんですから

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