悪役風セリフ集
自作の悪役風のセリフ集です
口調や呼称などが自由に改変していただいて構いません
どういうセリフなのか理解しやすくするために簡単な状況説明を添えています
1.人皮専門の裏加工屋
状況:部下が“仕入れて”きた死体を前にして
「あのさぁ………メッタ刺しにするなって前にも言ったでしょうーーーがっ!
まったく………こんなに穴だらけにしたら使い物にならないじゃないか。
せっかく加工のし甲斐があるキレイな皮なのに………」
2.ナチュラルキラー
状況:探偵役に今までの行いを咎められて
「はぁ?人殺し?殺人鬼?
そりゃぁ、たしかにワタシは今までたくさんの人間を殺してきた。
両手の指では足りないくらいにね。でも、それがなに?
生き物が生き物を殺すのは自然の摂理じゃない
3.無慈悲な慈悲
状況:殺害目標を前にして
「さぁ、選びなさい。焼かれて死ぬか、砕かれて死ぬか………
死に方くらいは選ばせてあげる」
4.無邪気な殺意
状況:楽しい“遊び”を邪魔してきたので捕らえた“お兄ちゃん”に対して
「突然だけど、お兄ちゃんになぞなぞです。
バカすぎて今から死んじゃう生き物ってなーんだ?
………正解は、お兄ちゃんのことだよ。おバカなお兄ちゃん♪」
5.女王は狩りをする
状況:妨害を続ける人たちを前にして
「もうダメじゃない、ワタシの邪魔ばかりして。
いい?あの男を殺すのはワタシの役目なんだから。
それとも………殺されたいの?貴方たちも」
6.AかBか
状況:自分を追っていた刑事が殺人現場まで追ってきた時に
「むかしむかし、とある偉い人は言いました。
『一人を殺せば殺人者だけど百万人殺せば英雄だ』って。
ねぇお巡りさん。ボクは人殺しか英雄か………どっちだと思う?」
7.どんでん返し
状況:”二人っきり”の時に探偵に自身を犯人とする推理を聞かされて
「なるほど………さすが名探偵さんだね。素晴らしい推理だよ。
でもね?貴方の今の話には大きな欠点が二つある。
一つは、今までの事件の犯人が私だと断定していること。もう一つは………
今、この場にいるのが貴方と私の二人っきりだと思い込んでいることだよ」
8.悪の華は枯れない
状況:やられる間際まで追い詰められ主人公に武器を突きつけられながら
「………なに?最期に言い残すことはあるか………だと?
………貴様たちに残す言葉などないが………
そうだな………しいて言えば………楽しかったぞ………
アイツらが虫ケラのように踏み潰されて………
無様に死に絶えていく様はな………」
9.戦場の掟
状況:主人公に仲間を殺された怒りをぶつけられて
「お前、何を言ってやがる?
ここは戦場ーーー強いヤツが生き、弱いヤツが死ぬ場所だ。
お前の仲間は弱すぎたから俺に殺された。それだけの話だろう?」
10.権力の犬
状況:上司からの連絡の電話がかかってきて
「はい………はい、問題ありません。
警察庁にはすでに働きかけていますし、
マスコミ各社にも迅速な対応を“お願い”したところです。
はい………大丈夫ですよ。
優れた才能が集まっているとはいえ彼らはまだ子どもです。
巨大な権力の前では何もできず、
ただ自分たちがどれだけ無力な存在なのかを身をもって知るだけです。
はい………お任せください。はい………では、失礼いたします」