見出し画像

掛け合い 傭兵たちの輪舞曲

ーシチュエーションー

多数の敵に囲まれたパイロットとオペレーター
状況は悪いが最悪というほどではなかった
戦いの途中で敵の増援を姿を確認。同時に謎の機体も現れる………


A「くっそどんなに倒しても数が減らねぇ………おい、残りはどれくらいいる?」

B『13機ってところね。あと悪い知らせよ。3時方向から増援、数20』

A「おいおいまだ来るのかよ。たかが傭兵1人に過剰戦力すぎるだろ」

B『それだけ恨みを買ってるんじゃない?………あれ?』

A「どうした?」

B『3時方向から別の機体が一機出現。10秒後に敵の増援と合流するわ』

A「ここに来てさらに一機追加か?いや連中だったら増援を分ける必要がないか」

B『例の機体が敵増援と合流。いえこれは………交戦している?敵増援がすごい勢いで減っていってるわ』

A「ということは少なくとも敵じゃないーーーっといけねぇ。今は目の前の敵に集中しないとな」

B『敵の増援が全滅。例のやつがそっちに向かって行ったわ』

A「こっちのレーダーでも確認した。この速度ってことは逆関節の軽量機か?にしてもかなり速いが………っておい、あの色にあのエンブレムは………ウソだろ………」

C『ところがどっこい!ウソじゃないんだよねぇこれが』

B『ちょっと待って!なんでアンタが生きてるのよ!アンタあの時アイツに』

C『いやぁあの時はさすがのボクも死を覚悟したけどさ。やっぱり女神に愛されちゃってるだけあるねぇ』

A「なぜ生きてるのかは今はどうでもいい。何しに来た?」

C『なにって、なんか苦戦してるみたいだから?お手伝いしてあげようかなって』

B『とか言いながら後ろからやるつもりじゃないでしょうね?』

C『そんなことするわけないじゃん。不意打ちで殺してもつまんないし?それより、来るよ』

A「なに?」

B『これは………8時方向から敵機出現!全部で9機、数日前に投入されたばかりの新型よ!』

A「いやいや待てって。新型まで出してくるとか殺意高すぎだろ。てか、これがお前の狙いか?」

C『さぁ?とりあえず、今は敵じゃないから安心していいよ』

A「お前相手に安心できるか。まぁいい。ウワサの新型が相手となると、こっちも気合を入れてかないとなっと!」