食べたい物がわからなくなった話

ちょっと前の話ですが、食べたいと思う物を我慢してる時期がありました。
我慢するのはだいたいはお昼の外食(ラーメンとか)なんですが、我慢してた理由は健康的な理由ではなくて、金銭的な理由です。

外食するお金はありました。
その外食で1,000円近く使ってしまうのがもったいなく感じてました。
染色にどっぷりだった私は「この1,000円で〇〇ができる!」とか思っていました。

それが一度や二度ではなくけっこうな頻度でありました。

そんなことを続けているとあるとき自分が食べたい物が思い浮かばなくなったんですね。
今まで好きだった食べ物を思い浮かべても食べたくない訳ではないけど、そんなに食べたいとも思わない。みたいなことがしばしばありました。

何食べたい?って聞かれても全く答えられない。そんなことが何度かあって、あ、これってもしかしたら我慢しすぎたのかもって思いました。

今では少しずつ何を食べたいか思い浮かぶようになってきましたが、我慢(とは思っていなかったけど)を続けるとこうなってしまうんだな〜と改めて実感しました。


それでこれってあれに似てるな〜って。
高校生とか大学生くらいになると
「自分が何をやりたいのかわからない」
みたいなやつ。

幼稚園や小学校入りたてくらいの頃はあれやりたい、これやりたい、あれになりたいとかめちゃくちゃなこと言ってたにも関わらず、だんだん学年が進むにつれて抑え込んだり、周りの目を気にして将来の夢とか控えめにしたり。

あれも同じような我慢な気がするなあと思いました。

夢を見続けると笑われたり、変わり者扱いされるときもあるし、周りの大人がそんな不安定なことは仕事にしない方が良いとか
「あなたを思って言ってるのよ」
なんて言ってくる。

それで好きなこと、やりたいことを抑え込んでしまってるうちに何をやりたかったのか思い出せなくなってしまう。
そんなことに似てるななんて思いました。

というか自分に昔そんな時期があったなって感じもします。

これからはたまには自分の食欲にも素直に耳を傾けようかな、と思いました。

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