土草も祈りのように巻き込んで 半日かけて怒涛の稲刈り


芸術的マンホールがあちこちに。

今年、米を収穫できるとは、元旦の時点では想像もできなかった。
ほら、地震あったからね。地割れするわ、マンホールは飛び出すわ、
家の納屋は潰れてトラクターも田植え機もその中。
挙げ句の果てに軽トラックまで納屋を支えて弁慶みたいになっちゃってさ。
はー、今だから笑えるけど、その時はね。

まーその辺のことはいずれ誰かがリアリステイックに書いてくれるでしょうから、わたしはマイペースでいまの現場をお伝えします。
稲刈り、完了しました。収穫、ありました。去年の米より美味しいかも?
2枚ある田んぼのうち、1枚は田植えしなかったから例年の半分くらいかもだけど、とにかく一区切り。大雨前に終えておきたかった、除草もマメにしたかったと生産者殿はお嘆きになっておりますが、食糧が最低限、自足できていると
少し安心感はある。。。米と梅干しと味噌あれば、一年は生き延びることができるでしょ? それくらいの開き直りができる。。。

やって来る冬を目前に、能登半島北部海岸沿いの豪雨災害、土砂崩れ、山崩れ、浸水や倒壊のニュースは、見聞きするのも苦しいけれど、現に知人が、友人が、親戚がその渦中にいるかと思うとやりきれない。
自分自身にもう少し余裕があれば、膝の手術後でなければ、ボランティアにも参加したいと思う。。。でもいましゃがめないし、草むしり座りも無理なのでチカラ仕事はやっぱりできんな。。。

邪悪な力を鎮めるにはまずは、自分スペースの掃除から。
散乱した本や洋服片付けて 己が次の産卵にむかふ

稲刈り終盤。雑草が蔓延って機械刈りでも苦労した。

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