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子どもが勉強するようになるためには

前回の記事では、

「なぜ子どもは勉強しろと言っても勉強をしないのか」

について書きました。

親は勉強をしてほしいと思っていて、子どもも勉強しなきゃとは思っている。

ではなぜ思いはほぼ一緒なのに食い違いが起きるかというと、

「子ども自身が本気で必要とは感じていないから」

であると考えられます。

じゃあどうやって本気で必要と思ってもらえるの?

という疑問も当然出てくると思うので、その点について考えていきたいと思います。

よろしくお願いします。


やり方はいくつかあるので、1つずつ見ていきます。

①なぜ勉強が必要なのかを具体的に説明する

例えば、その子には将来なりたい職業があるとします。

でもその職業に就くためには、高卒がよいのか、そこから専門学校に進学するのか、あるいは大学に進学するのかなど、様々な道があります。

子どもによってはそのこと自体を知らないことはあるので、そこを明確にすることはとても大切です。

これについても子どもに、

「〇〇について調べておきなさい!」

と言うのではなく、親御さん自身もある程度調べて、大まかな情報は伝えて細かい部分は自分で調べさせるなどがよいです。

将来の夢が無い場合は、大学には進学したいのかなどは確認をして、今の成績で足りるのかなどを確認すると良いです。

②塾に行かせるなど、勉強する環境を作る

これについては、お金もかかってしまいますし、手軽に出来ることではないこともあります。

しかし、子どもが勉強を本気で必要と思えない原因の中に、

「必要なんだろうけど、どうせ上手くいかないし、、、」

と考えてしまい、なかなか勉強する気になれないこともあります。

そこで、塾に通えばある程度強制的に勉強をすることにはなるので、勉強時間の確保が出来て成績が上がることがあります。

分かるところも増えて、勉強をしようという意欲も出てくれば、更に成績は上がることでしょう。

ただ、個別指導と集団指導には違いがあり、集団指導だと学校の延長のようになってしまうこともあるので注意が必要です。

③勉強のやりかた、進め方を明確にする

勉強もスポーツと同じなので、取り組み方が違えばいくら時間をかけても成果が出にくくなることはあります。

「こうやってカーブは打つんだよ!」

と指導されても、バットの握り方が逆であったりすれば上手く打てるはずがありません。

当たり前でしょ!と思うようなことが、勉強では行われたりしてしまうわけです。

例えば、

「学校のノートを1回書き写しましたが、全然覚えられません」

などですね。

目的にもよりますが、ただ書き写すだけだと得られるものはかなり少ないです。

このように、勉強の進め方が間違っていると成果は出にくくなります。

とはいえ、個人でYoutubeなどで勉強方法の動画を参考にすることもできますが、少々判断が難しいかもしれません。

なので塾などに頼ることが多いかもしれませんが、もしかしたら学校の先生の中にも教えてくれる方がいらっしゃるかもしれません。

進め方を明確にすることで、やる気が出ることもあります。



今回は、勉強を本気で必要だと感じて、取り組んでもらうための方法について書きました。

今回挙げた3つは、主要な3つだと思われるものを挙げただけなので、これ以外にもあるとは考えられます。

また、子どものその時の状況などによっても変化はすると思います。

もし、勉強の進め方などのご相談があればコメントに書いて頂ければと思います。

次回は、自分自身が指導の中で意識していることを書く予定です!

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