ロジックを組むとは、ブロック図を作ること
ロジックが正しく組めるとは、ロジックをブロック図で表現できることである。いい加減なロジックでは、ブロック図にならない。ブロック図さえできてしまえば、各ブロックをパラグラフでPREPに展開するだけだ。
昨日の記事で、「パラグラフでロジックを縦横で組むのが難しい」と述べた。なぜなら、ロジックはルールに従うのではなく、自分で考えて作らねばならないから。詳細は、本マガジンの昨日の記事「論理的な文章の簡単な部分と難しい部分」(https://note.com/logicalskill/n/nedbcfd959489?magazine_key=mf8caf790fa2e)を参考にしてほしい。
ロジックが組めたかは、ロジックをブロック図にできるかで判断できる。正しくロジックが組めれば、そのロジックは綺麗なブロック図になる。なぜなら、ブロックが思考単位、ブロックをつなぐ線が縦横の関係を示すからだ。つまり、ブロック図を組めれば、論理性の分類と接続ができていることになる。たとえば、昨日の記事「論理的な文章の簡単な部分と難しい部分」をブロック図にすると以下のようになる。
ロジックが組めていなければ、ロジックのブロック図がグチャグチャになる。なぜなら、思考単位が明確でないとブロックが置けない、接続がいい加減なら、ブロック間に線が引けないからだ。たとえば、昨日の記事「論理的な文章の簡単な部分と難しい部分」で引用した悪い例を無理にブロック図にすると以下のようになる。
ブロック図でロジックを組むとき、ブロックは、短期記憶に入る数でなければならない。つまり、できれば5まで、多くても7だ。これを超えれば、短期記憶のオーバーフローで理解できなくなる。その場合は、階層構造化して、階層を変える必要がある。階層構造化しないなら、あるいは末端の階層なら、ブロック数はできれば5までにしたい。
ロジックのブロック図さえできてしまえば、ブロックをパラグラフに展開するのは簡単だ。なぜなら、パラグラフは、「PREPで書く」などの書き方のルール従って書けば良いからだ。詳細は、本マガジンの昨日の記事「論理的な文章の簡単な部分と難しい部分」(https://note.com/logicalskill/n/nedbcfd959489?magazine_key=mf8caf790fa2e)を参考にしてほしい。
ロジックを正しく組めるれば、ロジックはブロック図になる。ブロック図にならないなら、ロジックが組めていないのだ。あとは、各ブロックをパラグラフ展開するればよい。
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