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パーソナルパーパスから考えると、過去のトラウマが見えてくる?

前回、以下のnoteでコーチングを受けたというお話を書かせていただきましたが、今回は2回目のコーチングを受けてきましたのでそこでの気づきをご報告いたします。


前回のコーチングの中で、ありのままの自分とはなんぞや?という話になったのですが、今回はその点を少し深堀していきました。

外的要因による自己形成の気付き

ウェルスダイナミクスのプロファイリングや、その結果を元にして前回のコーチングを受けたことで、僕は本来人を惹き付けやすい特性をもっていることがわかってきていました。そして、その観点からすると僕はあまり個として人と付き合うよりも1対多の関係の方が気質としては得意なんだと。
ただ、前回も書いたように、その点が僕自身の中であまり腑に落ちておらず、少しモヤモヤしていたところに焦点を当てて今回はコーチングを受けてきました。

その中で出てきた考え方が「パーソナルパーパス」という考え方です。

本来の自分自身の姿を考える「パーソナルパーパス」とは

この「パーソナルパーパス」という言葉、そのまま和訳すると「個人の目的」となって、なんのこっちゃ?となるわけですが、僕の理解した内容で説明をさせていただくと「感情(インナー)と思考(アウター)による在り方の調和」をベースにした考え方のようなイメージです。

どういう意味かと言うと、人の振る舞いは感情(インナー)によるものと、思考(アウター)によるものがあって、普段は無視されがちな感情面に耳を傾けて、自分の在り方を考えるという理解を僕はしています。

例えば、「あなたの夢はなんですか?」と聞いたときに、「人の役に立ちたい」とか、「いい車に乗りたい」と言った、思考や外側からの影響を受けた回答を、人ってしがちなんですよね。先ほどの「人の役に立ちたい」というのは、周りからそんな人に見てもらいたい、だとか、「いい車に乗りたい」というのは、それを乗れるくらいのお金を持っていることを対外的にアピールしたい、という思考から生まれる欲望であることが多くて、なかなか感情面で本当に自分がどんなことをやりたいのか、どう在りたいのか、ということには結びついていない。(もちろん、感情面で本当に人の役に立ちたいと思っていたり、お金を稼ぎたいと思っている人がいても良いと思いますが。)

そして、パーソナルパーパスでいうところの感情面は、ウェルスダイナミクスのプロファイルの気質と繋がっているらしいのですが、僕の持ってる気質が、僕自身が元々望んでいる在り方であるということです。

少しわかりにくいので具体的な話をすると、僕はスターというプロファイルで、1対多の関係性を作りやすい気質を持っています。一方で、1対多の関係の在り方が本来の僕の望む在り方なのに、思考の影響を受けて、1対1の関係性に意識を持っていかれている状態になっている、ということです。
この思考の状態があるから、最初はスターのプロファイルにある「関係性の在り方」がしっくりこなかったんだなと。

そして、ここまでコーチングを受ける中で僕は過去のある出来事を思い出します。

過去のイジメを思い出す

はい、僕中学生の頃にイジメにあってたんですよね。イジメといっても、殴られたりとかではなく、当時の部活仲間やクラスメイトから無視される程度だったので、そこまで酷いものではなかったのですが、思春期のその時期にそういった体験があったのは、僕の考え方を大きく変える要因になったのは間違いないかなと。

そして、この経験によって、僕は出来るだけ嫌われない、虐められないようにするために、色んな人と個として繋がり、安全を確保したかったのかなと、今は思います。

少し本筋からは逸れてしまいますが、この虐められたという経験について言われたのは、おそらくスターというプロファイルを持つがために、まわりから「妬み」や「やっかみ」を受けていたため、そういった結果になったのではないか、ということでした。

思考を取り払って見えてきた「有名になりたい」という純粋な欲求

そして、その過去のイジメという外的性格形成のきっかけを取り払って、改めて僕自身の在りたい姿を考えた時に、なんとなく、ふと湧き上がったのが「有名になりたい」という感情でした。
もちろん、有名になりたいという願望に、この時初めて気がついた訳では無いのですが、「そう思ってもよいのかもしれない」と、どこか腑に落とすことができた、という感覚が近いかもしれません。

どうしても「有名になりたい」って、なんだか恥ずかしいし、馬鹿にされそうだし、そんなことできるわけが無いって周りから言われそうで、僕自身の中でも感情に蓋をしていた部分がありました。ただ、僕自身のウェルスダイナミクスのプロファイルや、今回のパーソナルパーパスの考え方を知ることで、「有名になりたい」と思っても良いんだ、と気がつくことが出来たわけですね。

感情の持つ、莫大なエネルギーの本流を活かす

この気付きはかなり大きくて、今まで自分の中で漠然と感じていたモヤモヤがふっと晴れて、「どうやったら実現できるかな?」とワクワクの感情が押し寄せてくる感覚、わかっていただけますかね?

今までは感情に蓋をしていた部分を開け、広げて、その感情にフォーカスすると、少しずつですが、自分の見る世界が変わってきます。

そして、パーソナルパーパスを理解した上で感情面からでてくる欲望は、ウェルスダイナミクスの気質とつながっていて、本来自分に基質がある部分が欲望としてでてきます。そのため、色んな人からの影響を「あ、これは自分の気質があるからこう言った結果になるんだな」と、さらに自分自身を信じることができる様になった気がしています

具体的にどういったことかというと、今回の色んなコーチングの結果から僕は「有名になるのに向いている気質」で、「有名になりたいという願望を持っている」を持っていると理解しています。そう意識した中で、「しばたさんに会いたいと言っている人がいる」、とか、「いつも元気をもらってる」とか言ってもらえると、「あ、自分ってこんな素質があったんだな」と実感することができるわけですね。
これまでは、もし同じことを言われたとしても「有名になりやすい」ということが自分の特徴であるだなんて思っていないわけですから、「またまたお世辞がうまいんだから」と軽く流していたと思います。

その点で、今回のウェルスダイナミクスやコーチングセッションを受けたことは本当に僕の中で大きな変化点になったなと実感しています。

そして、これは僕だけに起きる感情ではなく、自分の気質と感情面の欲望を理解すれば、誰しもが同じ様な達成感や自己肯定感を持つことができると思っています。

一方で、この気付きだけでは意味がないのもまた事実だと思っています。有名になる素質がある、ということがわかっただけで、僕が有名になれるのであれば、今頃僕はテレビか新聞に名前が載っていると思います(笑)。
今回は進べき方向性が大凡見えてきた状態。ここから先に進ためには、どうやって進べき方向性に向かっていくかを考えた上で、その道を進むための努力をしなければいけない、ということですね。この辺りを、今後のコーチングで色々と深めていけたらな、と思っています。


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