古物市場に行ってみた

古物免許を取得し、さっそく事前にリサーチしていた某古物市場に突撃でございます。
この市場は若い人も結構いましたね。なんといっても驚いたのが劣悪な環境です。
ジジィにとってトイレは重要なんです。
昔ながらの市場はほぼ和式です。
和式トイレしか無いのは問題外です。こちとら脚も痛いし筋肉も弱ってるんです。
大抵の市場は倉庫なので夏場は地獄、冬場も地獄です。
一応、こちらはお金を払って買うお客じゃないですか。
なのに市場側はお客をもてなす意識がまったく無いです。
客商売という観点がまったく無し。
こっちは売ってあげてんだという態度にビックリです。
まさにこんな商売があるんだと驚きました。
しかし、そこにいる人達はそれが当たり前の世界。
世間の常識が通じない世界・・・それが古物市場(恐わ)
この異世界で自分はやってていけるのか不安が募ります。
さてさて気を取り直してセリに参加します。
とりあえず試しに何か買ってみたい。
他の人のセリを学習して、声を出すタイミングを把握します。
まずセリにかかる商品を見て自分なりの値付けをします
例えば、コレなら3000円で買って6000円で売れそうという
予想を立てておきます。
発句人(「これが2000円!!」とかいう声を出す人)が
2000円!!と発句したとして瞬時にホンサン(セリ符丁で2250円)
と声を出します。その時に他の人が2500(ニーゴー)と声を出したとしたら瞬時に3000円と声を出し、他の人からヒャッカン(3500円)などの声が出なければ、3000円で落とせます。
このテンポよく声を出すのが慣れないと難しいですね。
また、落札の方法も色々あるので、追い追い書きます。

ちなみに初めて落札したのは多分「鉄瓶」だったと思います。何事も経験、とにかく何かを買ってみたいと思い、まず声を出して鉄瓶2000円で落札しました。
この鉄瓶が後々悲惨な目にあう事になります(悲)
ということで初の市場体験でしたが、新しいチャレンジだ! 不安だらけですが何事も経験 とりあえず半年は続けてみようと決意したのでした。


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