40.癸卯

癸(水)雨雪 卯(木)草花 春 
春、遍く降り注ぐ雨に潤う草花は順調に成長していきます。
安定感がありコツコツ几帳面で責任感もあります。安定感を求めるので、家族を大事にして職場でも業務をしっかり熟します。自分ができる事を相手ができないと激しく相手を責める場合があります。
目的が早く決められると安心して前進できます。相手に厳しくなるのは「癸」が四方に刃を広げる武器からきているので、「癸」を持つ人は優しい人でも時々棘のある物言いになったり、相手を激しく責め立てたりする人もいます。
甲から始まった十干が今日で終わり「癸」が四方を切り開いて明日から新しい10日間が始まります。こらからやってみたい事など漠然としていても良いのであったら何かに書き出して、それに必要な期間、行動、熱量などを考えていきましょう。

甲午、乙未、丙申、丁酉、戊戌、己亥、庚子、辛丑、壬寅、癸卯
は、今年来年は空亡の2年です。

六占星術の天王星人にあたり大殺界と言われるとしですが、稀に空亡、天冲殺、大殺界と呼ばれる年でも、飛躍したり良い変化がある人もいますが、大半は脚を救われたり、陥れられたり、他人からの妨害もありますが、体調を崩す人もいます。

人間も生き物なので空亡は冬の時だれでも必ず冬がやってきて春を待たなければいけません。薔薇を育てていた時、冬は植物には休眠期で、その間に枝を切ります。土をひっくり返し石灰を混ぜたり、虫の幼虫や卵をよけ、張り過ぎた根を切り、春を待ちます。痛みは伴いますが。
 勢いの良い夏より枝葉や根の剪定、土の調整や駆除は負担が少ないので、休眠期にするのです。空亡期は春へ向けての調整期間なので春へ向けて万全な状態を作るときです。人によっては長く冬が続いている人もいるでしょう、この2年の間は焦らずにまず地均しながら無駄を省き無理せずに力を貯めていくときです。
なので体調不良の人は今がしっかり体を養い空亡開けたら、また10年しっかり生き抜く準備をしていきましょう

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