60.癸亥

癸(水)は雨や雪、亥(水・11月)も癸と同じ意味があります
癸は昨日の壬のように金の気で強化はされず、逆に悪露になり
亥は冬生まれで強くなり、雨が万物を育て土を潤し金を養います。
(土の中から金属が生まれる。土生金)
相手を立てて成功するのが多いのが癸亥になります。

甲乙(木)→丙丁(火)→戊己(土)→庚辛(金)→壬癸(水)
甲から順に巡っていく六十干の最後が癸になり、
癸の漢字の成り立ちは、四方に刃の付いた回転させて使う武器で
「四方に開く・開いてまわる」という意味があります。
癸が終わると甲にまた戻ります。前回は葵祭の日で、草冠のついた
「葵」には呪術的な意味も隠されているかもしれない。と話をした
と思います。

六十干支の最後の日です。
明日からまた新しい日が始まります。
今日は、お掃除や溜め込んだ物事を整理していきましょう🤗

 
私の行いは
大河の一滴にすぎない
 
でも何もしなければ
その一滴も生まれないので

木→火→土→金→水
5行のサイクルの
最後の日で次へ繋ぐ日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?