【突撃!隣のプロンプト!】株式会社リンクウェイ 今道 来輝さんに聞く、生成AIで自動ブログ運営『AIブログくん』
本記事は、AI人材リモートアシスタント「ロコアシ」による企画記事です。
『株式会社リンクウェイ』代表取締役の今道 来輝様にお話を伺います。(聞き手:ロコアシ事業部長 あさい 撮影:広報 おかけいじゅん)
株式会社リンクウェイは、AI技術を活用したマーケティングオールインワンを目指すスタートアップ
——オンラインでインタビューのお時間をいただきました。この記事の読者さんに、今道さんと御社のご紹介をお願いします。
株式会社リンクウェイの今道 来輝です。株式会社リンクウェイは、AI技術を活用したマーケティングオールインワンを目指すスタートアップです。
私たちの目的はコンテンツ制作、SNS広告、電話等のあらゆるマーケティング活動を一つのサービスで完結させ、企業や個人が効率的にビジネス成長を加速できるよう支援することです。
2022年7月に株式会社リンクウェイを創業し、コールセンター事業を立ち上げ、同年11月のChatGPT登場を契機に、AI関連の事業にピボットしています。
初めて使用した日を覚えているくらい衝撃を受けたChatGPT
——ChatGPTのファーストインプレッションを教えてください。
初めてChatGPTを使用したのは12月2日でした。X(旧:Twitter)のタイムラインで高く評価されているのを見て、すぐに試してみたことを覚えています。返答がまるで人間のように自然で、非常に感動しました。
「AIブログくん」の前に「Nobunaga AI」というサービスをリリース
——「AIブログくん」誕生までの経緯を教えてください。
実は「AIブログくん」の前に「Nobunaga AI」というサービスを開発しています。12月2日にChatGPTを体験してからすぐに、タイムマシン経営(*海外で流行したビジネスを日本国内に持ち込むことで成功する経営手法)の視点で、様々な海外のサービスを調査し、3月にリリースしたのが「Nobunaga AI」です。
「Nobunaga AI」は、社内ドキュメントなどを作成するサービスで、簡単に言えばオフィスソフトにAIを組み込んだようなものです。リリース後の市況を注視していく中で、想定よりChatGPTの人気が過熱していて、社内ドキュメント支援市場で競争を継続するのは、再考すべきだと考えました。
海外サービス調査の中で出会った『Jasper』というアメリカのAIライティングツールに着目しました。調査当時、Jasper社は、サービスと機能に高い評価を受け、設立から2年程度で100億円近い売り上げを上げていました。
ChatGPTをはじめとした生成AIの精度やパフォーマンスを鑑みるに、既存のSEO対策やライティングの業務領域は、今後AIが代替として機能する可能性が高く、市場をリプレイスしていくサービス「AIブログくん」を立ち上げることを決意しました。
WordPressとの連携を通じて記事生成から投稿前の各処理を自動化できる『AIブログくん』
——『AIブログくん』について、詳しく聞かせてください。
『AIブログくん』は検索上位を狙いたいキーワードを設定するだけで、Google検索分析、最新情報を含めた記事作成、記事内への画像挿入、記事の投稿、そしてGoogleへの記事を投稿したことを知らせる所までを完全自動化するツールです。
ライティングツールとしての利用に留まらず、WordPressとの連携を通じて、記事の執筆後にタイトル、メタディスクリプションタグ、画像の挿入や選択を含めて、自動で投稿できます。
もちろん、AIが生成した記事を公開前に下書きの状態で確認することも可能なので、利用者の皆さんの編集を経た上で公開することも可能です。安心してサービスをご利用いただけます。
8月にはAIが生成した画像を記事に挿入できる機能が新たに追加されました。今後も機能改善を積極的に実施していきます。
重視しているのは、結果。
——「AIブログくん」のプロダクト開発において、今道さんが特に重視されているポイントは何ですか?
重視しているのは、シンプルに「結果」です。サービスを利用してもらうためには、結果を出すことが必要だと考えています。
「AIブログくん」を活用したブログが検索ランキング1位を獲得した実績を公式サイトに掲載しておりますが、私たちは、Googleの検索で上位にランクインすることを通じて、ユーザー様の利益に直結するサービスを提供することを常に意識しています。
ChatGPTのおかげでアイディアの壁打ちからリリース、営業までがスムーズに
——「AIブログくん」以外に、生成AIを業務で活用されていますか?どのように活用されていますか?
普段の業務の大半は、AIを活用して行っています。Web広告の文章もAIに考えてもらっていますし、プレスリリースの内容もAIと共同で考えて作成しています。メールの文章などもAIの協力を得て考えています。
ChatGPTのおかげで、アイディアの壁打ちからリリース、営業までの一連の流れをスムーズに進めることができます。生成AIの能力は本当に素晴らしいです。お客様にどのように伝えると効果的か、どのように刺さるか、AIとの対話を通じて進めることができるのも良いですね。
ChatGPTの活用における課題は「ハルシネーション」
——生成AI活用における課題や難しさを感じるところがあれば、教えてください。
生成AIサービスの事業運営をする視点での課題になるのですが、競合サービスとの差別化が難しい点が挙げられます。サービスを模倣しやすい側面があり、その逆も然りです。このような競合環境での差別化が、生成AIサービスにおいて特に難しいと感じています。
ChatGPTの活用における課題としては「ハルシネーション」、つまり誤った情報を出力することが挙げられます。コールセンターの業務やチャットボットにおいても、この誤情報の出力は大きな課題となっており、改善が必要だと考えています。
AIブログくんでは、記事の作成時に参照したURLを確認することができるので、すぐに真実かどうかを確かめることができます。
ポジティブで、代表的な事例もまさに「検索ランキング1位獲得」
——生成AIを活用して驚いたことや、思わぬ成果が出た事例はありますか?
やはり『AIブログくん』を活用したブログが検索ランキング1位を獲得したことです。運用3か月で獲得できたこともあり、ポジティブで、代表的な事例です。
文章を書くのが苦手な私が「AIブログくん」を提供しているのは面白いですね。
「文章作成タスクが発生したらChatGPTに相談」へ習慣を変えよう
——この記事を読んでいる方に生成AIをお勧めしていただけますか?
ぜひChatGPTを使ってみてほしいです。ほとんどの方はまだ使ったことがないと思います。
英語のサイトで抵抗感があるかもしれませんが、まずは一度ChatGPTを使ってみていただきたいです。私が12月2日に感じた感動を、皆様も味わっていただけると思います。
特に、企画書や文章の作成が得意でない方、頻繁に文章を書く機会がある方には特におすすめします。提案書や企画書を作成する際、まずはChatGPTに任せてみるのも一つの方法です。
考える時間を有効に使いたいと思った瞬間に、AIを活用することで、より効率的に作業を進めることができます。
提案書の作成が代表的ですが、何か文章を考える必要が出たら、まずはAIに任せてみる。文章作成のタスクが発生し次第、Wordやメモ帳を開くのではなく、ChatGPTに相談するよう、習慣を変えてみてほしいです。
人の手を介さずに事業が回るシステムを構築していきたい
——「AIブログくん」ならびに生成AIの将来展望について、聞かせてください。
私の最終的な目標は、人が必ずしも働かなくて良い世界を創り、1人1人が縛られず自由に生きることが出来る世界を実現することです。AIブログくんはその第一歩として、ブログの運営、集客、商品の販売などを自動化しています。今後も様々な媒体や業態で、人の手を介さずに事業が回るシステムを構築していきたいと考えています。
私自身は母や周りの人達の支えがあったため、母子家庭でも苦労を感じることは幸いにも少なかったのですが、AIの力で貧富の差を埋められる社会を目指していきたいですね。
Bingでも『AIブログくん』で検索1位を獲得
主要ブラウザでのSEO対策済み記事を作成からWordpressに投稿(下書きor本番)まで自動化するAIブログくんでは、 現在無料で3記事プレゼント中!ぜひこの機会にお試しください。
お話を聞いた方
聞き手:ロコアシ事業部長 あさい
ロコアシ:AI活用人材にデスクワークを委託!
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