サビアンシンボルでアカシックリーディングする(17)20210409

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(17)

2021年4月1日に書き始める

 シリーズが17回目に入ったので、17の数字について書いてみようと思う。17についてはいままでもきれぎれに書いてはいた。しかし本書ではサビアンシンボルの12個の17のうち、てんびん座までしか書くことができなかった。続きは次回で。

17は神との通信の数

 前回引用したy.kさんの文章「古代エジプトに関する文献によると、あの世では神々も人間も、どんな動物にでも鳥にでも植物にでも生きものにでも、思うままに変身することができ、その力を持つことこそ、人が待ち望む最大の喜びの一つであった。(中略)17回の転生って、もしかして、いろいろな形態を変えることなのでしょうか。」の中の17回の転生という17の数字については、特別な意味を考えたほうがいい。
 今日生きている人は数は数霊が宿るということはまったく考えないので、計量とか目安、つまりなんでも数値化するとわかりやすいというところから数字を使う。つまり事物性の様相をあらわすという点で、数字は事物の奴隷だと考えてもいい。事物が消えたところに数字は存在できない。
 ピュタゴラスの数の原理の理論は、無理数を発見したことで終焉したと言われているが、これはピュタゴラスの数霊は、事物性に落ちることを拒否したと考えたほうがわかりやすい。ここでは数字はロゴスであり、ロゴスは地に落ちない。
 エジプト文献あたりだと、この数については現代使う計量の目安としての扱い方よりも、やはり数霊として見ていることが多いと思うので、現代人が「転生は17回か」とただカウントしているだけで終わるというものではないのでは。むしろ転生には17という数字の意味があるんだよ、という感じでとらえたほうがいいのでは。

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