サビアンシンボルでアカシックリーディングする(19)20210427

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(19)

2021年4月18日から書き始める

それぞれのサインの18度について書こうと思う。もちろん数字の18、タロットカードの18月のカードと関連づけて説明する。でも3つぶんしか書けなかった。

三分節脳を絵にしたもの

 タロットカードの18月のカードは、脳の三分節、あるいは身体の三分節を絵にしたものと言える。上に月のような絵があり、もちろんこのカードは月と名前がついているので、月だと思うが、周囲にウニか栗のように棘があり、さらには反対向きのしずくが飛び散っている。あるいは月に向かって空中を泳いでいるのか。他のカードでの太陽の黄色と赤の棘に比較して、この月は橙色と赤の組み合わせで、スペクトルで言えば、7つの色の一番下と下から二番目ということを示している。
 人間の脳はそもそも発信したり、考えたりする働きはなく、上位のエーテル的な振動を受信する受け皿として働いている。これについてはわたしがよく引用する言葉「脳が能動的な働きを持っていると考えている人は、ラジオ受信機が内部で放送を作っているのだと考えていることに似ている」というものが一番気に入っている。さらにはズスマンの「いまお父さんが車から降りてきた。お父さんって車だったんだね」というのもある。このふたつは頻繁に引用したので刷り込まれている人はいると思う。
 ただ、ヘルメスの「太陽は上に向かって月であり、下に向かって太陽である」という話からすると、脳は上から来たものに対しては受け皿となり、月となるが、自分よりも下の振動の領域に対しては、あたかも太陽であるかのように能動的に働くと考えてもいい。
 現代の思想は、このような異なる次元との繋ぎとしての作用ということを想像する余裕はないので、そうなると脳は発信者であると思うのかもしれない。その先にも上にも何もないのだから。
 ライアル・ワトソンは精神世界的な発想の人なので、放送電波という見えない、エーテル体に例えるようなものに親しんでいるが、これは物質のみの世界に生きている人にはなかなか通じにくい例えだ。

 脳は上に対して月であり、下に対して太陽であるという仕組みを意識すれば、チェリー・タケシタさんがタロットカードを、頭蓋骨に当てはめた時にも、これは内向きのパラボラアンテナのようなものだとイメージするのは困難ではなくなるし、光の言葉が降りてきた時頭蓋骨は受け皿となるということは理解しやすい。
 トランス状態になった時、言葉は文字のひとつひとつに単独の意味とか主張、意図があり、それはパルス信号のようで、それらがつらなった言葉は、二義的なものであると気づいた。つらなった言葉に意味があるというよりも、文字のパルスの連続によって特徴ある刺激が生み出される。たとえとしてはパーカッションで連続的に叩いているような感じだ。で、この言葉を聞いている人も、身体がいちいちびくっびくっと反応しており、それが言葉を受けとったということなのだ。

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