サビアンシンボルでアカシックリーディングする(11)20210208

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(11)

2021年1月27日書き始め

度数の数字の上位性

 以下のようなメール。「度数の探索は恒星探索よりも下のレベルだと思っていたのですが、先生のnoteを拝読して、下ではなかったことに気が付き、ちょっとショックを受けました。地上活動がおろそかなので、もう少し下のレベルのことをやりたいのが本心ですが、でもメラクにも言われたので頑張ってみます。四元素と三区分の共通点を考えるという点では、結果的に360度を知ることにもなるので、恒星探索よりはマシかもしれません。」

 この人は恒星探索には疲れたらしい。「1月中に恒星の夢探索は一旦やめて、度数の探索をするつもりでしたが、1月下旬の今もまだやめていません。しかし気持ち的にはもう下火で、まだまとめていない夢をまとめたら終わりにしようと思います。」
 この恒星探索が下火になったのは、自分の本命の恒星が見つかったからだ。以前、講座で、わたしが参加者に、自分はプレアデス側か、北斗七星側かを確認してほしいと言ったらしく、(そういうことを言った記憶もないわけではない)、そのときには自分は薄々北斗七星のほうだと気がついたそうだが、確信があるまでは「疑っておく」ことにしていたらしい。
 発見する、包まれる、なりきるという三段階は、ひとつの恒星に集中することで、徐々に進行し、ある日、恒星を見ている側でなく、恒星の側から見ている姿勢に転換する。それから恒星の創造性というものを発揮するようになる。
 しかしまだあちこちの恒星を探索している段階では、発見する、包まれる、なりきるという三段階に取り組めない。またひとつの自分の本質としての恒星を見つけ出すと、同レベルのものに詳しくなるということから、他の恒星についても容易に理解することができる。「まあ似たりよったり」ということも感じるようになる。でも、これだけははっきりしておかなくてはならないのだが、夜空には星の数ほど星がある。で、これを自我の起点にしたものが本来の人間、「普通の人」、アントロポースであり、地上に生きている人はこの「人間」には達していない、人間の予備軍あるいは、人間の体内にある内臓のような位置づけだ。地上に生きて、それ以外の宇宙を知らない人は、この地上的存在性に少しはプライドを抱くかもしれないが、井の中の蛙としか言いようがない。

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