サビアンシンボルでアカシックリーディングする(30)20210722
サビアンシンボルでアカシックリーディングする(30)
2021年7月16日に書き始める
21度について、獅子座から蠍座まで4つのサインについて書くことにする。21度はハイテンションだが、そのぶんだけ22度のクールダウンは極端になることもある。でも、それは後で書く話で、いまのところ、21度の「ハイ」について書こう。
大旦那とは
これを書き始める今日、先程夢を見た。で、水星の作用が枠からはみ出すようになっており、これはこの太陽系の外からの影響が働いて、座りが悪いというようなものだった。この内容を2回繰り返した後で、こんどは、わたしは大旦那に会うことになり、その場所はバスのロータリー乗り場らしかった。大旦那というのは最後の親玉だと思われる。この夢が比較的印象的だったので、夢の中で、ひらかなでおおだんなと紙にメモして忘れないようにと気をつけた。
で、この大旦那は、その前見ていた水星に関係するもので、水星の意味は分割とか分岐などを示すのだが、この分割作用においての一番根底的なところをあらわすものだと思われる。水星はもともとメゾコスモスに中にある惑星だが、夢ではこれがはみ出していて座りが悪いということが指摘されていて、どうも太陽系の外と太陽系の中の役割をふらついているらしい。メゾコスモスならば、水星はふたご座の支配星という点では、言語化、細分化などに関係し、人体では肺の組織内部の小分けとか、指先とか足先が分かれることに関係する。わたしが思うに、金星の作用の増大に伴い、バランスを取る上で、分割する性質の水星も、大きくなっていくというものだと思う。こうやって、いろんな惑星がメゾコスモス範囲からはみ出していくのかもしれない。
いまとなっては懐かしいが、わたしはジオセントリックの惑星を恒星と結び付けないでほしいと書いていた。恒星と重ねるのはヘリオセントリックの惑星のみ。この理由は、ジオセントリックの惑星とは、惑星特有の二極化すなわち光に当たる部分と暗闇の部分にわかれ、しかも自分では光を放つことがないので、恒星の影響が来た時に、それを二極化して考えることになり、恒星の示す象徴的な作用というものを確実に取りこぼすからだった。その証拠に、これまでの占星術研究家が恒星を解釈する時に、片面のみ考え、しばしば恒星は邪悪な作用だと解釈される。一番代表は、アルゴルだ。また恒星の持つ過剰なエネルギィが、惑星の作用を歪ませてしまう。
ヘリオセントリックは、太陽を中心にしており、この自己分割によって惑星が作られるという点で、この太陽から惑星へと分割される過程が示されており、ここに恒星を重ねると、自己分割プロセスに恒星も混ざるような印象で、因果の果としての惑星の作用の明暗によって恒星の意味がしょっぱなから切り刻まれることは少ない。
で、このようにヘリオセントリック惑星でないといけないと主張しているのはわたしひとりかもしれないが、これは恒星に対する解釈のあまりのひどさに憤慨しているということもある。これを言い出しっぺのような立場にあるのだから、こんどは、ヘリオセントリック惑星に恒星が乗ったときの影響についても、一番被爆しやすい場所に立っているということだ。それが惑星の役割が、メゾコスモスからはみ出してしまうということだ。これはエネルギィが強くなりすぎて増大しているというよりも、性質として惑星が持つ二極化(光と影)に、非二極的(非二元というのが正しいのか?)な傾向が混じってしまうのではないかと思う。惑星が惑星として与えられた役割から逸脱しようとしている。恒星が、内部から光るように仕向けているのか?
とはいえ、「上にあるものは下にあるものに似ている」ということから、デュートロコスモスの太陽を支点にして、メゾコスモスの惑星は、マクロコスモスの恒星をコピーするという理屈で、この場合、メゾコスモスの惑星の性質を優先するわけにはいかない。影響は常に上から下にしか降りてこず、下が上に対して影響力を発揮することはない。もしかしたら、これまでの占星術も、この7つのコスモスの法則というものを忘れて、独自の体系となったために、惑星中心主義によって恒星を切り刻むということをしていたのかもしれないし、惑星の解釈そのものも間違っていたのかもしれない。
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