サビアンシンボルでアカシックリーディングする(44)2021114

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(44)

2021年11月6日から書き始める

おひつじ座26度から、かに座26度までを書く。26度のニュアンスについて理解するのは、なかなか難しい。

26の数字

 26の数字は足すと8なので、8の数字のグループとしては、タロットカードでは8力のカード。次に17星のカードが関連する。その後サインにおいては、26度が加わることになる。8という数字は、そもそもさそり座や8ハウスを参考にすると、生命感覚の凝縮、集中に関係し、さそり座のサビアンシンボルにおいてはそれが充満した挙げ句に瓶を割ってしまうというのが描かれていた。
 またしばしばさそり座、8ハウスは継承、受け取る性質であると言われてきた。昔から、よく遺産の部屋と言われるが、つまりこれは依存するということでもある。もらうことに対して抵抗感がない。
 たとえば、わたしはジオセントリックの8ハウスの太陽の人は、親とか、あるいは先達などから仕事を引き継ぐ、地位をもらうということも数多く見てきた。ある時期から、このくれる人は必ずしも人間でなくてもいいと言うようになった。もちろん従来のホロスコープの読み方でも、死者から受け継ぐというのはあったが、人間になったことがないものから受け継ぐ、もらうということも考えてもいいのではないかと言うようになったのだ。
 これは読み手の世界観の問題で、そのような異次元的なものがあるわけがないと考える人ならば、この8ハウス、さそり座の継承は、もっぱら人からというものになる。人が死んだ時の遺産、あるいは生きているが引退した人から受け継ぐもの。あるいは引退しなくても、仕事を引き継ぐ場合には、相手が今のポジションから移動したので、引き継ぐということもある。
 宇宙のあらゆるものにはそれにふさわしい知性や生命があるという考えからすると、たとえば金星が8ハウス、さそり座にある時、金星の力をもらうというような考え方もできる。

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