サビアンシンボルでアカシックリーディングする(56)20220219

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(56)

2022年2月13日に書き始める

おひつじ座30度から、かに座30度までを書く。

サインの度数としての30の数字の意味

 サビアンシンボルを説明する時に、度数については、数え度数を使っている。イギリス式というものは、0度からはじめて29度で終わるが、ピュタゴラス式に数霊(カズタマ)と関連づけて考えるときには、0の数字はないので、1度から30度までカウントする。年齢に関しても満年齢と、数え年齢というのがあるが、子供が生まれた直後に「まだ存在しない」0というのはないので、すぐに1歳というふうに考える。物質的にでなく、意味として考えたときには、まだ身体の中に入っていない状態はあると思う。これを0歳と言ってもいいのではないか。そして身体の中に実体が入ってきた時を、1歳と呼んでもいい。
 生まれた直後に、身体の中に入るのか、それとも、その前から入るのか、少し遅れて入るのかは個人差がある。そもそもここで生まれるというのは、母体から外に出ることを示しているので、もちろん母の胎内にある時に、すでに幼児の身体に、意識という実体が入っていることも多いと思うが、おそらく母の身体の外の空間に出てはじめて、意識は世界を認識する抵抗体を持つと思うので、母体の中で目覚めても、それは0に分類したほうがいいと思う。物質しか存在しないという今日的な思想では、もちろん0歳は存在しないと決めたほうがわかりやすい。
 ハーモニック占星術では、このことで、ハーモニック数字は、数えなのか満年齢なのかというのが議論された。石川源晃氏とかは、0歳と1歳を生まれてからの一年間の間に重ねてしまうような発想をしていた記憶がある。ハーモニックで0歳を入れてしまうと、倍音、倍数などが計算できなくなってしまうのだ。

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